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“指摘”と“指導”では天と地ほど違う

“指摘”と“指導”

一文字違うだけで意味が全然違う。
私がお仕事に関わった方のほとんどが“指摘”。
指導していない。

指摘はカンタン

指摘は誰でもできる。
「そんなん見ればわかるでしょ」
しかもその指摘がほとんど悪いところ。いいところを言わない。
おそらく教える人のいいところが見えていないのだろう。

指導する時はシンプルに短くわかりやすく。

私は指導する上で一通り教えたら実際にさせてみて間違ったとしても敢えて黙っておく。作業完了後、その上でこう指導する。

「○○さん。ここのやり方が間違っていたので次回はこうしましょう。今やった作業をすることによって次の作業がスムーズにいくので、次は気をつけていきましょう。
◯◯の点に関しては注意深く確認できていたので良かったです。」

まず悪かった点を指導して、いい点も付け加えて置く。
また作業の目的や理由も再度確認する。

大体の人は納得してくれるので今もこの方針は変わらない。

指摘だけする人の特徴

作業を止めて事細かく、“指摘”する指導者が多くて本当に驚く。

「ちょっと待って!こうやって」
すぐ作業を止めて指摘する。

何度でも。何度でも。何度でも。

一回、その指導者が頻繁に書き込んでいるノートを横目でこっそりみてみた。

あれができていない。
これができていない。
ここが悪い。そこが悪い。

なんてことはない。
そんなんみりゃわかるだろ?っとツッコミたくなった。

教えることは教わることでもある

人に教える時、人の仕事を見ることで気づくことも案外多い。
それを自分の仕事に活かしていく。

教えることは教わることでもある。
これは先輩からの大事な教えの一つだ。

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