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Fujifilm X-T5 で秋の箕面公園を撮る。

念願のカメラを手に入れた。その色味に魅せられFujifilmを選び、被写体検知AFや4000万という画素数に惹かれX-T5を選び取った。

購入後の初撮影には、友達のFujifilmユーザーと共に、紅葉を撮りに箕面公園へ向かった。


レンズはTamron 17-70 f2.8。 フォトコンに入賞してタムロンさんにもらったものだ。当時使っていたZマウントのレンズがタムロンになかったから選んだわけだが、このおかげでFujifilmの良さに気づけた。感謝だ。


X-T5を購入する前に、一年ほどX-S10を借りて使っていたが、その時にはフィルムシミュレーション「クラシックネガ」,「クラシッククローム」を好んで使っていた。

そしてこのX-T5には、比較的新しい「ノスタルジックネガ」というフィルムシミュレーションが乗っている。マゼンタがちょっと気になるところもあるが、やはり合う所にはとことん合ってくれるのがフィルムシミュレーションの凄いところだと思う。


ベストショット

ノスタルジックネガは素晴らしかった。

フィルムシミュレーションのことを全く知らなかった私は、普通に「ニコンのピクチャコントロールみたいな感じでしょ?」と思っていたが、これは大間違いであった。ニコンを悪く言う気はないけれど、フジのこれは、基本どんな場面でもある程度は合ってくれるし、そのすべてが使いたくなる素晴らしい色を最初から持っている。ニコンのほうは、劇的に変わるものは変わりすぎて合わない被写体も多かったりするし、変わらないものはレタッチで適当に作れる程度にしか変わらない。だったら普通に撮って自分の色にしたほうがいいなとなる。


箕面公園を歩く際、ゴールとなるのは「箕面大滝」という滝。そこへ向かう道は大きく分けて二つがある。一つはメインロードのようになっている、多くの人が通る道。もう一つは、あまり人のいないハイキングコースのような道。我々は後者を選ぶことにした。

細い道を行く途中で、滝方面と「地獄谷」方面へ行く道との分岐が現れた。そこでこんどは、地獄谷方面を選んだ。事前に見た紅葉情報では、ここは紅葉見ごろだと書いていたからである。

しかし、これがかなりつらかった。私はまだ大丈夫だったけれど、友はかなりつらそうにしていた。 結局その道を歩いてたどり着いたのは、かなり上の方を通る国道であった。


撮って出しでいい色が得られるというのは素晴らしいことで、撮影体験がよりよくなる。レタッチで好みの色にするより、撮影は楽しい気がするのだ。

道を折り返し、分岐点まで戻ってきて滝方面の道に戻る。こういう所はクラシックネガが合う。

しばらく山を歩くと、ついにメインロードと合流した。この時点でちょっと疲れていた。でも、滝まではあと少しである。

疲れてくると少しよさげな被写体を見つけてもカメラを向けなくなるからだめだ。


XF10-24 f4 R OIS

ついに滝がお目見えだ。紅葉は見ての通り結構終わっている。ホームページの紅葉情報は嘘をついていた。やはりこういう紅葉情報は信じるべきではない。


XF10-24 f4 R OIS

まだ残っている紅葉を一生懸命に切り取り、滝の撮影をする。


XF10-24 f4 R OIS

友の持っているレンズと、レンズの交換を行った。彼は10-24mm一本のみを所有している。これを一本目に選んだのだからすごいもんだ。私の17-70 f2.8を渡すと、「これ一本でいいじゃん」と言っていた。そうだよ。

うまそうなアユ
日も暮れてきた。

私は広角が大好き。iPhoneをSEから14に変えた際に広角が追加され、かなり大喜びした人だから、この10mmという画角が非常によかった。私も買おう、広角。

XF10-24 f4 R OIS
XF10-24 f4 R OIS

X-T5は非常によかった。大切に、そしてずっと使おう。レンズも買い足したい。35mmのf2とか買ってみようか。


XF10-24 f4 R OIS

2023年の、終わりかけの紅葉でした。


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