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ミッドポイントって何じゃらほい2

ミッドポイント(ハーフサム)の計算の仕方はこちら→「ミッドポイントって何じゃらほい1

こちらでは「OKミッドポイントが何かってのと計算の仕方は分かった、しかしそれっておいしいの」という方のために、ミッドポイントの面白さをお伝えしていきます。



ミッドポイントを活用すると読み取れる情報が増える

ミッドポイントとは「天体と天体の中間点」なわけですが、これを加味すると、さらに多くの情報をホロスコープから読み取ることができる、というのがミッドポイントの非常に興味深い点です。

ミッドポイントに他の天体やアセンダント、MCなどの重要な感受点がある場合、サイン・ハウス・アスペクトからの情報に加え、さらにミッドポイントからの情報が読み取れる、ということです。

ただ「情報」とは言っても、はっきりとした情報というより、さらに細かいニュアンスを感じ取れるようになる感じ。例えば絵だと、何かこう、塗りが立体的になって立体感が増す、という感じが個人的な感覚です。

具体的には

例えば、同じ乙女座の太陽、蠍座の月の方でも、出生図の太陽と月のミッドポイント金星がある方と土星のある方では、つけ加わるニュアンスが少々変わってきます

例えば太陽が乙女座1度、月が蠍座1度の位置にある人がいたとします。

サインとアスペクトで読むと、「太陽が乙女座1度、月が蠍座1度」というところから「観察力と状況把握にすぐれ、人と世界に具体的に役立つ方法を見出だすことができる。深く没頭し、コミットできる対象を求めるので興味の対象は狭く深くとなる傾向がある。精神が安定していて、人に落ち着きを与える」というようなことが読み取れるかと思います。

では、出生図で太陽と月のミッドポイントに金星がある場合と、土星がある場合にさらにつけ加えてどんなことが言えるかを考えてみましょう。

ミッドポイントの表記について

おっとその前に。「太陽と月のミッドポイントに金星がある」ことを表す表記は

♀=/

です。「太陽と月のミッドポイントに土星がある」だと

/

です。

「天体3=天体1/天体2」⇒天体1と天体2のミッドポイントに天体3がある、というわけですね。

ミッドポイントの解釈の具体例

さて、同じ乙女座の太陽、蠍座の月の方でも、出生図の太陽と月のミッドポイントに金星がある方と土星のある方では、つけ加わるニュアンスが少々変わってくる、という話をしていました。

アメリカの著名な占星術家ノエル・ティルさんの本「synthesis & counseling in astrology」に掲載されているミッドポイントの解釈の「太陽と月 ☉/☽」の金星と土星の部分を抜粋してみます。

♀=友情;愛の意識;調和

♄=人間関係における困難;問題への対処;抑圧もしくは離別(分離)の可能性;弱体化したシステム

とありますね。

この解釈例には、運行中の天体(トランジット)や進行図(ソーラーアーク)で天体がミッドポイントにヒットする場合のことも書いてあると思います(そう、ミッドポイントは運行中の天体やソーラーアークでも使えます!出生図のミッドポイントに運行中の天体がヒットすることでまた様々な情報を読み解くことができます)。

今回は出生図について検討するので、出生図読みで参考になりそうなものを抜き出してみます。

♀=☉/☽ 友情;愛の意識;調和

♄=☉/☽ 人間関係における困難;抑圧もしくは離別(分離)の可能性

となります。


♀=☉/☽ は調和と人との交流を好む感じ、

♄=☉/☽ は自分の考えなどを抑制してなかなか人に伝えづらい感じを感じ取っていただけるでしょうか。

これらのミッドポイントの解釈を付け加えてみると、

「太陽が乙女座1度、月が蠍座1度、太陽と月のミッドポイントに金星」の場合は「観察力と状況把握にすぐれ、人と世界に具体的に役立つ方法を見出だすことができる。深く没頭し、コミットできる対象を求めるので興味の対象は狭く深くとなる傾向がある。精神が安定していて、人に落ち着きを与える。人との交流を好み、調和のとれた人間関係を築くことができる」

→太陽と月のサイン・アスペクトの解釈に加え、人間関係にすんなり楽しみを見出せる感じ。気軽に人と交流でき、バランスを取るのもうまい。そしてちょっと華やかなムードを読み取ることができる。

「太陽が乙女座1度、月が蠍座1度、太陽と月のミッドポイントに土星」だと「観察力と状況把握にすぐれ、人と世界に具体的に役立つ方法を見出だすことができる。深く没頭し、コミットできる対象を求めるので興味の対象は狭く深い。精神が安定していて人に落ち着きを与えるが、人間関係において自分を抑制する傾向がある。自分の思いを人に伝えるのをためらいがちで、じっくり考えてから発言する」

→太陽と月のサイン・アスペクトに加え、人間関係で自分を抑制しがちな感じ。でも、抑制を超えて自己開示を試みると人から深い信頼を得られる可能性もあることを読み取ることができる。

というふうに、とてもシンプルな例ですが、こんな感じでサイン・アスペクトで読み取れる情報にミッドポイントの解釈で得たニュアンスをつけ加えることができるのです。どう、ミッドポイント面白いでしょ。

「天体がミッドポイントにある」の定義

ところで、先ほどから一口に「ミッドポイントにある」と書いておりますが、「天体がミッドポイントにある」の定義は「天体がミッドポイントとコンジャンクション(0度)、スクエア(90度)、オポジション(180度)となる位置にある」ということです。

つまりハードアスペクト(刺激の強いアスペクト)の位置にあるということですね。

なので例えば「太陽が乙女座1度、月が蠍座1度」だったとして、ミッドポイントとして有効となる位置は計算式でどんぴしゃ(コンジャンクション)で出る「天秤座1度」の他に、天秤座1度とスクエアになる「蟹座1度」「山羊座1度」、そしてオポジションとなる「牡羊座1度」です。

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(またしてもへぼい手書き)

なので、先ほどの「太陽乙女座1度、月蠍座1度のミッドポイントに金星、あるいは土星がある」というのは、「天秤座1度、蟹座1度、山羊座1度、牡羊座1度、これら4点のどこかに金星とか土星がある」というのと同じ意味ですね。

※ミッドポイントを90°刻みの地点(ハードアスペクトでありメジャーアスペクト)に加え、45°刻みの地点(ハードアスペクトでありマイナーアスペクト)でも読む手法もあります。

そして、ホロスコープを読むときに、金星や土星のサインやアスペクトとは別に、ミッドポイントにヒットしている天体として先ほどのような解釈を付け加えることができる、ということです。

ハードアスペクトが有効、というのは、「天体のミッドポイントに良くも悪くも激しい圧と刺激を与えるアスペクトを取る地点」がミッドポイントとして有効となる、と言いかえることができますね。

ミッドポイントを読むときのオーブは狭めです。大体1.5°~2°くらいまでが有効です。個人的には、重たい天体同士の強烈なミッドポイントに個人天体が来ているとき(例えば☉=♄/♇とか…)は2°をちょっと過ぎても考慮に加えたりします。

そんなわけで、ミッドポイントの興味深さを感じていただけたでしょうか。

そして「じゃあ自分のホロスコープのミッドポイントどうなってんのよ」と、そろそろご自身のミッドポイントを算出したくなってきたあなたのために「ミッドポイントって何じゃらほい3」ではミッドポイント表の出し方・有効なミッドポイントの探し方を説明します。お楽しみに~!

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ミッドポイントをもっと知りたい方向けのミニレクチャー付きセッションも提供しております。


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