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不法侵入!25「灼熱の太陽!」

さんざんハンバーガーショップ店内で今までの生活の不満を兄にぶちまけていた正幸!そんな正幸兄弟を店を出てまっていたのは、再び、体力を根こそぎ奪われそうになるむし暑さだった!そして駐車場、停車のバイクのもとに来るや、晃博兄が先にまたがりブルルンとエンジンをふかすと、正幸もまた暑苦しいヘルメットをいやいやかぶるように、また手渡された晃博の荷物のカバンを背中に、後部座席にまたいだ!
晃博、もスローでヘルメットをかぶると・・・!ふーっあっちーとため息ひとつ!

晃博「でー、こっからどうすんだ?きた道戻ったって田んぼ多すぎて、近くにゲーセンとかも無さそうだしな!( ̄д ̄)」

正幸「どうしようって、もう3時過ぎてたし、これから別に遊びたいとは思わないよ!僕、朝仕事で荷物運び過ぎて疲れちゃってるしさ!ていうかお腹いっぱいで眠い!ふゎあ~(ノД`)・゜・。」

完全、期待を裏切るようなテンションの正幸に力が抜けあきれはてる晃博・・・!

晃博「お前ほんと、じじくせえな!(*´Д`)若えやつはこれから羽目はずすもんだろう普通!酒でも遊びでも何でも挑戦してかねぇとマジで身体錆びるぞ!あそこも使ってねぇんだろ全然!まっ、彼女もいねぇなら使う道ねぇし、とっくに干からびてしぼんでっか?(`∀´)」

ちくちくと晃博兄のからかいの言葉に正幸はムッとしてしまい・・・!

正幸「兄ちゃんの下ネタは面白くない!(`~´)酒なんか飲めなくたって生きてけるし彼女なしでも生きて行くよ僕は!てか飲んだら飲酒で兄ちゃん捕まるけど!羽目はずしてたら人生いつか棒に振っちゃうぞ!(-_-メ)」

その皮肉っぽい正幸の言い方に晃博もついカチンときて・・・!

晃博「ああ?( `ー´)ノ飲む時は走んねえよ!酒は別に強いほうだから走ったっていいんだけどな!例えで言っただけだろうが!いちいち真に受けんな!」

正幸「かっこつけの兄ちゃんならやりかねない!( 一一)」

晃博「かっこつけて強がってんのはお前だろ~!ほんま一人孤独で一生送ってく気かよ?(*´Д`)」

正幸「うるさいなあ!もう、いいから早く出発してよ!(`〇´)ここアスファルトで下の照り返し、めっちゃ熱いから!」

3時を回っても、午後の夏の日差しは容赦なく降り注いでいた・・・!

晃博「ちっ、さっきしがみついてびびっていたやつがえらそうによー!(*´Д`)って・・・!」

ふいに、正面先の真上の一枚の竜の湯とかかれた大きな立て看板に目が行き・・・!

晃博「ああ?なんだ、近くに温泉あんだな!お前すげえ汗くせえし、どうせ金ねえとかでろくに風呂も入ってねぇだろ!( ̄▽ ̄)どこも行く気ねえなら、入ってくか!」

正幸「ええっ!?\(◎o◎)/!竜の湯って、なんか結構天然とかで有名じゃなかったっけ?めっちゃ高そうな気するけど!(-_-;)」

晃博「あほか!銭湯なんか、どこだって値段いっしょだろ!( `ー´)ノ出すぞ!」

ドルルルルルーーー!正幸の返事も待たずに、いきなり発進させる晃博!思い立ったらそく動くタイプのようだ!
驚いて、よろけて晃博の背中にしがみつく正幸!

正幸「うわ、だから、急に発進しないでってば!よけい変な汗かいちゃう!Σ\(☆Д☆)/!」

晃博「だっせー!まあ、しっかり今のうち汗かいとけ!着いたら、お前の干からびたソーセージをしっかり洗ってやらねーとな!(∩´∀`)∩」

正幸「(兄ちゃん、ほんと変態!干からびてないし・・・!(٥ー_ー)」

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