わたしとトラとうんち
これは、オムツトレーニングの話だ。
うちの次男坊(トラ)3歳。
オムツトレーニングの真っ最中だ。
夏前から始まりオシッコはトイレで出来るようになった。
最初は座りから始まり今では、立って1人でできる。
そんな自分のことをほめて!ほめて!と言わんばかりに
「トラちゃん立ってオシッコできたよー。トイレのドアもちゃんと閉めれたよー!」と。
「すごいじゃん!!さすがだねー。」と言うと、うれしそうに笑ってる。
トイレのドアも閉めれたよー。って言うのは、、、いつも上のお姉ちゃんがドアを開けたままでオシッコをするので私や夫が怒っているのを聞いてるからだろう。
ちゃんと見て学んでいる。
オシッコの感覚は、もうわかるようだ。
パンツでもオムツを履いててもオシッコは、ちゃんとトイレでできる。
が、しかし、うんちはこの半年、手こずっている。
うちのトラは、最初はうんちをしたいときに何故かパンツからオムツに履き替えるという手法をとっていた。
何度いっても、こっそりオムツに履き替えてうんちが出たら私に教えるんです。
うううぅ〜、どうしたらいいものか、、、
私は目の届くところにオムツがあるからダメなんだと思い、オムツを隠してみた。
そしたら、今度はパンツ脱いでリビングで大きなブツを落としていた。
げげっー!
処理するのは、私だ。
みんな、うわぁー!と言って誰も近寄りません。
こんな日が何回か続いた。
どうしたらいいんだ。
私もイライラが募りついつい怒ってしまうこともあった。
でもこんなんで負けてはいけないと思い、あっ!もしかして?怪しいな?って思った時には、無理やりトイレに座らせるという戦法もとってみたけど、出ない!出ない!と嫌がって便座に座ろうしない。
今度は、オムツがないとあきらめたのか、うんちをしたいときもわざわざオムツに履き替えることはなくなった。
が、しかし、次は、パンツのままでうんちをするようになった。
くそー!!と思いながらも必死に説得。
「トラちゃん、うんちしたくなったら、かかさんに教えてね。お手伝いするからね。トイレでウンチしたほうが気持ちいいよ。」と。
だけど、やはりパンツでうんちをしちゃう。
私は、パンツの中のうんちをつかんでトイレに流して、うんちの付いたパンツを洗って、また「パンツでうんちしちゃった!」と言われ、パンツの中のうんちをつかんでトイレに流して、うんちの付いたパンツを洗ってを繰り返した。
これではいけないと思い、私からうんちを待ち構えていると、なにやら変な顔になっているトラに気づいた。
すかさず猛ダッシュでトイレに駆け込みズボンとパンツを下ろして座らせた。
パンツを下ろしたときには、すでに出かけていたブツ。
「がんばって!うーんっ!だよ。」というと一緒に「うーんっ!」とやった。
ポトン、、、
「あっ!出たねー。トラちゃん。」というと
「うん!!!トラできた!」と喜んだ。
トイレから出てすぐに
「ととさーん!トラね、トイレでうんちしたんだよー。」と自信たっぷり報告していた。
ふぅ〜、これでトラも自信をつけてこれからはトイレでうんちできるかもー!と安堵した私が馬鹿だった、、、
トラはそれから一度もトイレでうんちができていない。
うんちはパンツの中か、寝るときのオムツに替えたタイミングでやる。一言教えてくれたら、すぐトイレに連れて行ってあげるのに、、、どうしてだ?悩みが増す。
上の2人の時は、オムツトレーニングでこんなに苦労することはなかった。長男は3歳になってオムツがすぐに取れたし、寝るときもお漏らしなんてしたことなかった。
長女は、もっと早くて2歳になってすぐにオムツが取れた。
こちらもまた、夜のお漏らしゼロだった。
なので今回も簡単にオムツが取れるだろうと安心していたが、この子は手強い。
くぅっー!!
でもいつかは必ず取れる。がんばれトラ!
あきらめずに私は、今日もうんちと戦い続ける。
・・・・
2021/03/31(更新)
ついにトイレでうんちができた!!
うんちの戦いのnoteを書いてから3ヶ月が経った。
その間、私は毎日パンツの中のうんちと向き合ってきた。
ときには、パンツからはみ出て、ズボンも通り越して裾からコロコロと出てきたときもあった、笑。
でもそのときは笑えなかった、、、怒りのほうが勝っていたと思う。
夫に怒りすぎと言われた。
でも、、、
だって、毎日なんだもん。
うんちとうんちのついたパンツ。
わかっちゃいるけど、爆発するときもあるよ。
スミマセン、愚痴です。
もう、この子はパンツでうんちすることを卒業できないかもしれない。
と思って私も無になってうんち処理をしたこともあった。
時にはトラを諭してみたり、
時にはトラにべったり張り付いてうんちを待ち構えてみたり、
そしてまた私の怒りが爆発したり、
で、あきらめて開き直ったり、
まあ、いつかはできるよ!
そう信じて。
また繰り返す。
そんな時、たまたま見たインカンテーションのYOU TUBE
インカンテーションとは、世界No. 1コーチであるアンソニーロビンズ が提唱したマインドを書き換える技法だそうです。
言葉と身体の動きを使ってマインドを自分が望む状態に変えることができるらしいです。
おもしろいな〜、と思い私は、トラに試してみた。
始めは、私が移住したらやりたいことを
『私は、みなかみ町で野菜育てて、産みたての卵をたべたーい!』
と、大きな声でジャンプしながら言った。
すると長女も一緒になってまねして言った。
トラもまねしはじめた。
しめしめ!トラも入ってきたぞ!
ジャンプしたり、手を広げたりして、大きな声でなりたい自分のことを言う。
私が今度はこう叫んだ。
『トラは〜、にいにとねえねみたいにトイレでうんちができる〜!!』ジャーンプ。
3人で何回もジャンプしながら言った。
けっこう、やってると気持ちが上がって、楽しくなった。
それからもトラはパンツの中でうんちを続けたが、
私も負けじと
『トラはにいにとねえねみたいにトイレでうんちができる〜!!』
と言霊のようにトラに言わせてみた。
すると、トラも自分からこの言葉を言うようになった。
自覚してきたのかな〜。
でも、パンツでしてしまう。
う〜ん、わからない。
4歳になるまでにはできるだろうか?
と考えていた、にんじん組最後の日(3/31)の夜。
ふと、トラがトイレに行った。
おしっこかなとおもっていたら、トイレから
『うんち〜でた〜〜!!!』
えっ?うんち?ほんと!?
と疑いながらトイレのドアを開けると、、、
そこには満面の笑みを浮かべてうれしそうに話すトラがいた。
まだ、疑いを隠せない私。
恐る恐る便器の中を覗くと〜、本当にうんち出てた!
私も嬉しくなって『やったじゃーん!!すごいね!!みんな来て〜!!!』と叫んじゃった。
もう感動、感激!!
どれどれ?と駆け寄る長女。
『わぁ〜、ほんとだ!すごいじゃん、トラ!』
夫はビデオカメラを持ってきた。笑、、、
乳児組、最後の日にできてよかったね。と家族で喜び合いました。
明日からは幼児組のお兄さんです!
インカンテーション、効いたのかも。
この感覚、感動を忘れないうちにトイレでうんち、お待ちしています。
家族5人で2拠点生活。移住先で自給自足について学び、新しい事業(食、暮らし)のチャレンジもしていきます。サポート、応援していただけたら幸いです。よろしくお願いします。