11月半ば、夫婦で地方移住について本格的に考え始めた。
地方移住したいという気持ちがでてから、ネットで移住のことを調べてたら
都内の有楽町に《ふるさと回帰センター》というのがあることを知った。
そこは、47都道府県すべての移住相談員がいて、UターンやIターンなどの支援をしたり、セミナーやイベントをおこなっているところだ。https://www.furusatokaiki.net/

まずは、移住とはどんなものなのか、どんな県、町、村があるのか？を知るために予約をとり、行ってみた。　
ふるさと回帰センターでは、まずアンケートに記入。

・移住先でやりたいこと
・希望の移住先
・自分の故郷
・私たちの今の仕事
・子供たちの年齢
・習い事など

細かく聞くことで相談員の方は、いろいろと分析してくれて相談にのってくれる。
私たちがしたい移住とは、最初の段階では、ざっくりと自伐型林業ができて、食べ物がおいしいところ、自給自足ができるような古民家に住みたい。
ということくらいしかなかった。

このときはまだ、地方移住することが漠然としたイメージでしかなかった。

私たちの移住候補にあがった県は、、、
・石川県の能登半島（知り合いの地元、魚がうまい）
・高知県（移住者が多い、自伐型林業）
・福岡県（私の地元なので、、）
・京都府綾部市（移住者が多い、半農半X）
・長野県（自然、キャンプ）
・山梨県（自然、キャンプ）
・群馬県（自然、自伐型林業、）

どの県も食べ物が美味しい、、、笑
ただ、高知、福岡も魅力的だけど遠いから無理。
石川もちょっと遠いかもな、、、

というのも私たち家族は、東京と地方の二拠点生活をしようということで移住先を探していたからだ。
長男が小学校卒業するまでの二年間、今所属しているサッカーチームをはなれたくないという強い希望があったから、私たち家族は半分に分かれて生活をすることを決めた。
長男（10歳）は東京。
長女（7歳）、次男（3歳）は先に地方移住。
そして私たち夫婦は、交互に東京と地方を行き来する。
なかなか、斬新なスタイルだ。笑、、
夫の提案を聞いたときは衝撃を受けたが、お互いに東京でも仕事ができるのでちょうど良いと腑に落ちた。

そういうわけで、東京と行き来しやすい場所ということも頭に入れて移住先を探すことになった。
移住候補の中からまずは、近場の長野県と山梨県の話を聞きました。
私たちもキャンプが好きでよく訪れていたのでイメージしやすがった。
本栖湖が好きだったので、湖の近くもいいね！と盛り上がった。
東京からのアクセスも割と良く、移住者も多いようだ。
ただ林業はあっても夫が挑戦したいという自伐型林業はやっていなかった。

次に気になる群馬県みなかみ町の話を聞いてみた。
夫が自伐型林業に挑戦したいと調べだしてから、夫の中では半分くらい気持ちは決まってたっぽい。

「群馬も自伐やってるんだって！群馬どう？」と提案されてからも私の中では、”え〜、、離れるっていっても北関東じゃん”と内心思っていた私。
移住相談員の方の話を聞くうちに、あれ？あれあれ？　
みなかみ町、いいかも〜と思い始めた自分がいた。
緑豊かな大自然があり、夏も冬もアクティブに遊ぶことができ、利根川の源流で水もきれい。町内は至るところに温泉がある。
そして東京までのアクセスがめちゃくちゃいい。新幹線で66分だ。私は興味ゼロから興味70％まで上がった。

最後に、私がずっと気になっていた京都府綾部市の話も聞いた。
綾部市は、移住者が多くて受け入れられやすい、移住者のコミュニティーもできあがっているということだった。
東京までも5時間くらい、ちょっと遠いか？悩むところだ。
だけど、何よりも私を魅了したのは、古民家を購入したら、山と畑という莫大な土地が付いてくるということ。
それも100万円くらいで。なんと夢が膨らむではないか！？と思いました。
まぁ、そうはいっても100万円の古民家、何年、何十年も放置されていたりして、かなりの大規模な修復も必要そうだ。
こちらも林業はあっても自伐型林業ではなかったが半農半Xをやる方が多いようだ。
なので半林半Xができるかもしれないと思った。

こんな感じでふるさと回帰センターで情報を収集してきてから、自分たちのやりたいこと子供たちのことも考えて一番ベストな場所はどこなのか？
夫婦で、連日移住会議が行われた。
もちろん子供たちとも移住に関してしっかりとコミュニケーション、そして家族会議もやった。

私たち家族が２拠点生活でやりたいこと
・東京⇔地方
・自伐型林業
・自給自足的生活
・保存食、加工品作り
・アウトドアな遊び
・ヘアアクセサリーの制作活動
・フラワーエッセンスの勉強
・動画制作
・その他制作活動
・東京でのそれぞれの仕事

そして私たち家族は群馬県みなかみ町に視察に行くことを決めた。

つづく