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職業歴を振り返り、辞める要因となったものを大別してみた

 過去にも記述したかが定かではないが(かなり徒然なるままに書いているため)ふと、人生を振り返っている時に(言うて振り返っている時間は長く、振り返りすぎてマジで壁、というか柱にぶつかったこともある)思ったこと。
「シンプルに今まで自分ってどんな理由で辞めているのだろう?」

意外に考えているようで考えていない、肚に落ちていないことであり、個人的に面白そうなので、下にまとめてみることにする。なお、あくまでもシンプルに考えるが、シンプル過ぎてもディテールを失うのでそれなりに纏める。()は項目数。

ジョブホッパーの辞め理由

1.給料が低い。仕事が合わない。休みが少ない(3)
2.給料が低い(1)
3.やりたいことを追う(1)
4.社風が合わない。休みが少ない(2)
5.仕事が合わない(1)
6.やりたいことを追う(1)

これを纏めると。

給料が低いが2。
仕事が合わないが2。
休みが少ない2。
社風が合わない1。
やりたいことを追う2。

計9つ。

なるほどなるほど。まず、自分で書いていて虚無感すら覚えるが、始めの転職理由を繰り返しているところに何とも自身の愚かさを感じる。とはいえ過ぎてしまったものは仕方ない。少し要因別に言及すると下記となる。

給料が低い

これは、絶対的な低さと想定的な低さの感覚があり、若い時にはこの悩みは確かにあったが、どこを見ていたかというと、就職したての時は同級生、社会人3~5年ぐらいになると、同僚と比較していた。なお、一定を超えると、結構気にならなくなるらしく、32歳ぐらいからそれなりにあったからか、転職理由から抜けている。すごく印象に残っているのは28ぐらいの時に面接で「残業をしなければ手取り16ぐらいです」と言ったら面接官に「ウソだろ…低すぎないか?」と言われたことです(笑)。その時は嫁も子供も既におりましたが、そんな収入。いい思い出だ。

仕事が合わない

私は外部との折衝などを要する「営業」などのサービス業が絶対的に合わない。これはもう根幹であり、マジで向いていない。ノルマがあるとしんどいのです。自分の根底に「お客さんはコントロールできない」というものがあると同時に自分で言うのもなんだが結構、奉仕の精神が高めで「そこまでやるなよ」と言われてしまう。社内だとあまり言われることはないのです。なのに、なんか忘れてもう一回チャレンジしちゃったのですね。大した人間やないのに、なんかできると驕っていたのだと思う。

休みが少ない

これは一社目が流通業界だったから。後は土曜日に出勤せい、という時もあったりした場合。個人的には休みの時も仕事のことを考えていることは多い。尚、休みが多いとそれはそれで仕事がある日に仕事が寄ることになるので、大事なのは仕事が相対的にどれだけ忙しいか。ただ、世の中は現在自動化の波が押し寄せているので、本来仕事がのっぴきならないぐらいあるというのは何かシステムや仕組みに弊害がある可能性が高い。

社風が合わない

今のところ、これは一社のみ。正直、そこまで合わない会社というのはこの一社以外はなかった。また、社風は合わないが人は良かった。あと、経験社数が少ない場合は判断ができにくい。これが新卒者と転職者の違うところでもある。事前に分からなかったか、という点においては正直、直感的には怪しかったので、直感に従えば良かったと心底思う。尚、社風はトップがつくる。

やりたいことを追う

唯一のポジティブな転職理由。と言ってもこれをもとに色々なものを切り捨てている為、誇れる訳もない。誰のためにやりたいのか。何のためにやりたいのか。山があるから登るのか。これこそ正解はずっと後に出るもののような気がする。ただ、個人的に思うのだが、やりたいことなんてほぼ言い訳で、そんな強い衝動にならない。

まとめとして最大の転職を繰り返す理由はやはり「忘れているから」ということになるように思う。「生き急いでいる」と指摘されたこともある。否定はしないし、できない。体力的にもそろそろ落ち着く時期と思う。
 多くの人は1社に留まり生きる。本当に何も問題がなくそれができるなら、それが一番良いに決まっているし、シンプルで美しい。

良い、非、転職を。

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