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今日も今日とて眠れないので好きなもの語る【アニメ編】

(なんで寝れないのかって言うとスマホ触ってるからなんですけどね。)
思い返せばアニメについては、最近とかというより過去のを掘り返してみることが多いので、古いのもある。
そして、それが自分の絵描きの礎にもリンクしてることも多いので、長くなります。許して。あと出来ることなら、見た事ない作品だったらみんなも見て欲しいなあと思ったり……。。

【 ドラゴンボールZ 】

私、バトル(特にアクション性が高いもの)と鳥山明先生が好きなんですね。
最初は弟がドハマリしており、その時は苦手だったんですが鳥山明先生のイラストを名作ゲームクロノトリガーできちんと触れるようになってからドハマリしました。(クロトリもいいゾォ)
アニメとしては全編どれも大好きで、特に映画は思い入れが強く、絶望感半端ないメタルクウラやブロリー編もたまりませんが、やっぱ…ゴジータvsジャネンバ…全体的にコミカルな作風の一作ですが、そのちょっと気の抜けた感じも含めて演出コミコミで最高ですね。ゴジータの回し蹴りやソウルパニッシャーの荘厳なスタイルは勿論、ジャネンバの瞬間移動(?)の描き方がセル画の時代を忘れさせる描かれ方で大好きでした。
最近上映された劇場版超ブロリーも勿論観に行きまして…たまんなかったですね…頭おかしいくらい強いブロリーも好きなのであの作画であのバトルを見れたことが嬉しかったです。手書きは最高。いつの時代もアニメーターさんには本当に頭が上がりません…🙇‍♀️🙇🙇‍♂️


【 FREEDOM 】

某カップ麺のCMで流れた短編アニメーション。
宇多田ヒカルが主題歌を歌い、大御所大友克洋先生が初期設定デザインを行い、それを世界的に有名なカップ麺の35周年記念CMとして流すという贅沢な作品。
CMは断片的に(てかカップ麺のCMとして)流してましたが、全7話のOVAになりました。
さてこの作品のなにが良いってそのメカニックデザインやキャラ設定、世界観が自分の好みにドンピシャだったのです。
月に住む少年たちと、棄てられた地球とそこに住む人々との物語。月の政府「エデン」が隠す、死んだ星地球の真実。
最高のシチュエーションですよね。設定がもう王道的でいい。
(似たような設定で「月華美刃」という最高なジュブナイル的漫画がありますので、こちらもぜひ読んで欲しい)
主人公タケル達が乗り回す、言わば不良少年たちが大切にするバイクのような存在として「ビークル」ってのが出てくるんですが、それがまたいいんだよなあ。そして、それを頑張って乗りこなそうとする少年たちや唸りに唸るビークルにヨダレが止まりませんでした(汚っ)
外伝的なもので、親友カズマ視点の小説があるんですが、それもまた深堀されていてよいのです。ぜひアニメとしても観たかった!(カズマ推し)
(同時期に大友克洋先生作品のスチームボーイや老人Zなどもハマって観ていたけど、トラウマがありまだAKIRAを観れないでいる…)


【 僕だけがいない街 】

これも原作付きで漫画、アニメ共に大好きです。
少しだけ時間を巻き戻ってしまう能力がある青年が、ある日を境に幼少時代へ戻り、待ち受ける悲劇を回避するサスペンス作品。所謂タイムリープもの。
原作も本当に綿密に練られたストーリー作品でラストまでずっと素晴らしいんですが、このアニメの凄いのはそんな原作に負けず劣らず、結末の描き方が違うにも関わらず、独自の最後を「丁寧に」描ききったこと。これがすごい。推理もしようと思えばきちんと推理ができるのがいい。しかも1話から伏線描写を散りばめており、最終局面で見返して震えてしまった。
エンディングでは主人公 悟自身が必死に繋いだ命に感動してしまった。
とりわけこの作品で魅力的なのは犯人である。(名前は伏せます)
所謂シリアルキラーである犯人が悟の前に現れた時の恐ろしさは勿論、原作や外伝小説では何故犯人がこのようになったのかが描かれます。歪んでいく人間の人格がこれもまたきちんと描かれていて、でもそう突拍子も無いことでもない気さえさせる、いや可哀想と一瞬でも思った時点でいつだって身近にいるかもしれないなんていう同情から来る恐怖感がまたよかった。
ただ、その犯人と悟の関係性がいつでも近い気がした。
絶対諦めない悟。犯人から見た不思議な少年。この視点の距離感がなんとも言えないもので、たまらなかった。



【盾の勇者の成り上がり1期】

所謂なろう系っていうものに初めて触れた作品なので思い入れがあります。
めっちゃ敬遠してました。
個人的に俺TUEEEEあんまり好きじゃなくて…努力や苦しいところを見せて欲しかったんですね。
ですが、この作品はそれをきちんと描いていて、だからこそ最初は重い話ですし、悪役が本当にムカつきますが、、🙃
特に1期後半のOPがとにかく大好きで、作品の重さや人物の描写には10000000…点満点上げたいくらい(むしろ献上させて下さい)カッコイイので見て頂きたいです( ¯•ω•¯ )
主人公とラフタリアの関係性もとても好きで、お互いの距離感にニヤッとしつつも戦うラフタリアとそれを全面的にバックアップする尚文のバトルは見ていて面白いと思いました。
尚文がラフタリアを「きちんと」見る事ができるようになる回では心にグッと来るものもありました。

【 Go!プリンセスプリキュア 】

ラストに女児向けアニメをブッコミます。(なんか漫画編と同じ流れ)

でも実はコレが今回の中で1番布教したい作品です。
ぶっちゃけアニメ作品で1、2位で大好きな作品です。
大真面目に長くなりますが語ります。ヨシイコ。


こちらも人気シリーズのひとつですが、一応ざっくり説明すると、物語は「プリンセスになること」が夢の主人公はるかがノーブル学園という全寮制の中学へ入学するところから始まります。

そこから友達、仲間が増え、その夢を嘲笑う敵と戦い、己の夢と全力で向き合うというストーリーです。
正味、この夢はこの年齢にしてはすごく抽象的で子供のようですが、彼女は本気です。それを笑う周りの描写もそれを恥と感じ怖気付いてしまうはるかの姿も序盤キチンとあるのも最高。
仲間たちの夢もそう。一人一人余すことなく、夢を描くし、夢に対する姿勢もそれぞれのスタイルで描く。そのストーリーに無駄がないんです。
(お、お前たち本当に中学生か!?と問いただしたくなるほど自立心がある子ばかりだけど笑)
もちろん女児向けであり、販促的意図のある描写もあるんですが、それさえ面白いし、それさえ綺麗に描かれている。

そうなんです、この作品「描写」がすごい。
ひとつは今言った「ストーリー、構成描写」
もうひとつは「作画、演出描写」
有名な1話の初めての敵とのバトルシーンは、最早女児向けアニメを忘れるほど躍動感満載に動きます。
アメリカ?の某サイトで当時放送されていたアニメの名シーンTOP10にランクインしたらしく、そんなレベルです。

勿論1話だけではありません。
これが50話中結構あります。全話では無いですが、そうでない回が霞みかける程度には、作画、演出が炸裂してる回が、がっつり多めに描かれているんです。

ラストバトルと最終回の締め方も私は好きです。
ラストバトルはある種ライバルと言えるクローズという1話で戦った相手とのタイマン戦ですが、作画が女児向けということを完ッ全に忘れている激アツバトルになっています。私はぶったまげました。そしてそのバトルの落とし方もいいですね。

そして、最後は主人公はるかと全編支えとなり、はるかの夢を追うきっかけをくれたカナタとのシーン。
2人が出会った場所で、最後に交わす言葉は多くありません。
そして、その後はるかが前へ駆け出していくあの演出ははるか達を1話から50話まで追いかけ続けた人間だけが貰えるご褒美だと思いました。
私はめっちゃ感動して号泣しました…笑

全体通して製作の方々の愛情や魂を感じる作品です。
本当にありがとうございます。

とにかく、
「バトルもの好きだけど、プリキュアかぁ…笑」
「女児向けアニメはちょっと笑」
と思ってる貴方。
私もそうでしたよ(脅し)
騙されたと思って1回通しで見てください。(懇願)
1話だけでもいいですが、それで満足してたら勿体無いですよ。(分かち合いたい)
dアニメなどで配信されてますんでぜひ!(仲間が欲しい)

ということでYouTubeで配信されてる1話置いておきますね🥺


その他、ハガレン、鬼滅の刃、呪術廻戦など、大人気なアニメも大好きですが、とにかく一連として、アニメーターさん、制作陣の方々の熱意があるもの程大好きなので、なかなかハードル高い中好き勝手言いましたが、これからも応援しています…!!!本当にありがとうございます…!

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