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これでいいのだ!←

こちら「さんぽセル」↓

さんぽセル。そういえば、こういうバッグあったっけね。
キマってますね~。
いいかんじですよ。

で、このさんぽセルなんですが……

とまあ、こんなことに……。

あれやこれやと言われている「さんぽセル」ですが、
かの松下幸之助も
「額に汗することを称えるのもいいが、額に汗のない涼しい姿も称えるべきであろう。怠けろというのではない。楽をする工夫をしろというのである。」
と言ったそうなので、あれでいいのだ(バ〇ボンのパパ風)。

もし、そんなにもダメというのであれば、
大人たちがこれからするべき生活はこちらです……(ヤダワ~)。

洗濯板で洗濯、
箒と塵取りで床を掃き、雑巾で拭き、
冷凍食品だのなんだの使わずに食事の用意、
パソコン、スマホは使わず、もちろん、リモートワークなんてもってのほか、
ハンコや領収書を貰いに職場、役場に銀行、郵便局と、やあちこち走り回り、
必要な書類やら何やらをいつまでもいつまでも待っている……。

……え、なんでそんなことしなければいけないのかって?

そりゃあ、
貴方だって、口ばかりの上司の下では働きたくないでしょう?←
選挙の時だけ好いこと言って、いざ当選したら、それをやってくれない政治家は嫌でしょう?←
「必ず返すから」と言って結局返さない人に、お金を貸すのは嫌でしょう?←
……それと同じです。

……うーん、ただ、もし本当にそうなったとすると、一番大変なのは農家さんでしょうね……。
稲の苗を手で一つずつ植えたり刈ったり、肥料や農薬を撒いたり、
収穫した作物を運んで、選別して、梱包して……
それを全部手作業でやるということに……。

まあ、あれだけ、あれだけの批判をする人たちには、たぶん、屁でもないのでしょうが……←

個人的に、あんなこと言うのは、
肉体労働をしたことのない人たちや、
懐古趣味の人たち、
自分や「自分の」家族・仲間だけよければそれでいいという人たち、
そうゆう人たちだと思いますよ……。

ただ立っているだけで汗が湧き出て、ただの水が特別なもののように美味しく感じる、そうゆう職場はまだあるでしょうから、そこで働いてみたらいいんです、
「昔は」「昔は」言うのであれば、「日本はあれやこれやが外国よりも遅れてる」などと言わなければいいのです、
給付金詐欺をする人は、自分や、せいぜい親しい人たちさえよければいいという考えだからやるんです。

また、くわしくは別で書こうとも思いますが、これは女性向けの製品・サービスを男性が、それも古いタイプの男性があれやこれやと議論しているようなものです。
最近、某牛丼チェーン店がその手の失敗をしましたが、それからあまり経たずにこれですから、そりゃあ「シャブ漬け戦略」なんてものが講演会で出てきても、この国、この社会なら不思議じゃないよね、となりますよ……。

さんぽセルが良いか悪いかは、本当のところ、私には、そして誰にも、分からないのです。
なぜなら、ものごとには二面性が在るからです。
光のある場所では足元に自分の影が出来るのと同じです。

もし、影が一切ない光に溢れた、溢れすぎた世界では、その中では影どころか、その影の本体も余りにも強すぎる光に飲み込まれて、消えてしまうだろうからです。それはそこに居ないのと同じでしょうね。

多くの、もしかしたら全ての、薬には副作用があります。
時にはその「副作用」とされていたものが「主作用」として利用されることもあります。
例えばアレルギー症状を抑える薬の「眠気を生じる」という副作用を逆手に取り、睡眠導入薬として利用する、というものが挙げられます。さらに、その薬には、乗り物酔い防ぐ効果も有ります。
その人その人の見方によって、主・副の関係は変わることがわかります。

背負うのがいいのか、牽くのがいいのか、あっちにはこうゆうメリットが有る、こっちにはこうゆうメリットが有る、ではトータルで視たとき、どちらがいいのか、それはまだ分かりません。誰にも分りません。当の子供たちにも分からないでしょう。
……それに、おそらく、分かったところで一長一短だというのが分かるだけではないでしょうか。
何より、「価値観」というものは時代と空間によって変化するものだからです。社会も、私個人レベルでもそうでした、働き初めの頃は、ただ汗をこれでもかとかいているだけで褒めてもらえることもありました、が、月日が経つにつれて、前述の「汗をかかない姿」をより求められるようになりました。
個人でこうなのですから、個人が集まってできる社会ならば、尚更大きな変化に成ると、想像できます。

この話で大事なのは、ここでの「主」たるは使う子供たち、小学生たちなのであって、彼らがどちらを選ぶにせよ、彼らの意思を尊重してあげることではないでしょうか。
そして、その時に大人たちがすべきは、彼らが自分で考えて自分なりの答を出せるように問いかけることであり、そして注意深く見守ってあげることではないでしょうか。

なんにせよ、価値観は変わりました。今も、現在進行形で変わっているかもしれません。
だってそうですよね、この記事を読んでくださっているということは。
「昔は」こんなもの無かった訳ですから(笑)。

追加↓

花咲く丘まで 口笛吹いてこう
いじわるな人が とやかく言うけれど
私は、どこかで まちがえたかしら?
今はわからない
答えは 空の上

「ああ、そうだ、これだ。」って思いました(笑)。
さんぽセル作った子へ、
「みんなで花咲く丘まで口笛吹いていってよ、ランドセル背負ったり、さんぽセル転がしながらさ」。

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