ドラッグストアで買える、私が普段から常備している漢方3つ!
「病院に行くほどのことではないけれど、調子が悪い。」「いやな予感...風邪を引きそうな気がする。」
そんなときに取るべき対策を心得ていると、毎日を安心して過ごせます。
漢方薬にはそうしたちょっとした不調を感じた時に症状の進行を食い止めたり、病気になる前になおしてくれたりするものがたくさんあります。
その中で私が常備しているものをシェアします。
天然由来のものなので、強すぎず、副作用を心配しなくて良いから、日常に支障なく活用できて重宝しますよ。
①五苓散:二日酔い対策として、けっこう知られている漢方薬。
お酒ラバーの中にはこっそり常備している人も多いかも?
もともと、五苓散は体の水の巡りをよくすることが得意な漢方。
いらない体の水分を調節して、バランスを整えてくれます。
漢方なので、独特の香りがない訳ではないですが、全部自然のものと思うとがまんできます!
お酒による二日酔い、頭痛、吐気、むくみなどは水分不足や、水がじょうずに巡っていないことで起きるもの。アルコールの分解にも水はたくさん必要です。
お酒を楽しむときは、五苓散+多めの水分で気持ちよく楽しめるよう心掛けています!
また、水分はアルコール分解に必要なビタミンCが取れる緑茶を飲むようにしています。
低温で濃く抽出した緑茶を練る前にキューっと飲んで、よく眠るのがおすすめです。
②桔梗湯:体の不調がノドに来たときに手に取る漢方薬。
ノドに不調があるときに使います。
扁桃腺が腫れてひりひり、唾を飲むのもつらい、というとき(できればそうなる前に、予兆があったらすぐ。)などにお湯にといてゆっくり飲む。飲みたくない人はこれでうがいするだけでもOK。
できるだけ、患部を桔梗湯にひたすようなイメージで。
味はほのかな天然の甘さで、実はけっこうおいしいと思います。
③葛根湯:かぜのひきはじめにおすすめの風邪の漢方薬。
これは、ひきはじめのタイミングが重要!
ブルブルっ、ゾクゾクっ、あれ、おかしいな。。。?と思ったらその時を逃したくない。だから、常備しておくことがおすすめです。
ちなみに葛根湯は、ある程度体力のある成人向きのおくすりで、虚弱体質の方や、小さな子供、お年寄りには向かないといわれています。そんな方は、代替として桂枝湯が良いそうです。
・
漢方の便利なところって、薬とはいえ、全て自然のものなので「完全に病気ではないから薬に頼りたくない、、、」という時にも心理的ハードルが少なくてすむところ。
そして面白いのが、成分が体の中の調子を整えるよう、「よしなに」働いてくれるところ。漢方の真髄だと思います。
強く効きすぎることがなく、丁度良いバランスのところで、これは自然の力だからこそ起こりえる、とても神秘的なことだなと思います。
そもそも、自然界の動植物は環境に適応しようとする力が備わっています。
寒いところで育ったダイコンがより高い糖分を蓄えるように、臨機応変に必要なものは生み出して補い、多すぎるものは排出する。
こうした私たち人間が本来持っている力を引き出すお手伝いをするのが食材や、漢方薬の役目。
ケミカルなお薬やサプリメントなど、特定の成分を抽出して、特定の症状にだけ効かせるように作られたものとはアプローチが違うなと思います。
漢方薬の中には効能の強いものがあって、使用方法に気を付けなければいけないものもありますが、ドラッグストアなんかには、普段使いできて便利なものもたくさんあるので、シーンに合わせて有効活用していきたいと思ってます。
先手必勝が何より大事。これは日々の食事でも実践できます。「医食同源」。
自分のコンディションを自分で整えられるようになるってすごく便利!
もっと勉強してより毎日を快適に過ごしたいなと思います :)
Find your own Healthy!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?