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昭和レトロ 実家

「昭和レトロ」について考えます。

ちょっと年号に拘ってみると今現在の令和と昭和の間には平成が存在します。実に31年という歳月で生まれた子がいっぱしの大人まで成長するのに十分な月日です。つまりは今年33歳より若い人々は昭和の空気を吸わずに成長したという事ですね。彼ら彼女らの命と体はすっぽりと平成によって育まれてきた事になります。

そう昭和は未知の領域なのです。

そんな若者達が「昭和レトロ」というムーブメントを起こしている。経験からくる懐古趣味ではなくロマンとしてのRetoroなんですよね。そしてそこには平成という時代に対するアンチテーゼが少しはあるのではないかな。

実家003

昭和と平成の違い。それをカルチャーの違いとして考えてみるなら、綺麗さと明るさだと思います。

昭和から平成になるにつれ街並みや家屋はより綺麗に明るく整えられていったように感じました。

どこか薄暗い部分があるのが昭和で家の隅々まで明るく照らされているのが平成。

経済的発展や技術の進歩という事もあるでしょうがそれこそがカルチャーの進歩だと信じた多くの市民達の渇望のなせるわざだったのではないでしょうね。それは日々を営む人々の感情としてはやはりしごく当然な事だよね。

といった事により「昭和レトロ」と呼べるべき空間や建物が意外に残っていないというのも事実。そういった意味では僕の実家などなかなか貴重な空間なのかもしれない。

実家応接間1

ではまた読んだっておくんなせい😊

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