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覇王魔術師デッキ構築徹底解説

どもども皆さんこんにちは。ニヤリーです。今回は覇王魔術師やっていきます。2023年はまさに魔術師にとって大躍進の年でした。今回はそんな魔術師大躍進の総決算ということで2023年に強化された覇王魔術師の構築を徹底解説していきます。
それでは早速ですが構築がコチラ。

レボドラとデストルドでライフを減らすことでサイコエンドパニッシャーの耐性を維持し相手を圧殺していくコンセプト。高打点+完全耐性を越える術の無いデッキを尽く圧殺すべく考案した構築です。手数を重視した構築でもあり、霊廟と光翼の竜の枚数を2枚に留め代わりにレボドラを採用。レボドラはスターヴでコピーする先のカードになれる点で、このデッキが苦手とするラビュリンスに対して数少ない有効札となります。(※覇王スターヴはダルマカルマで裏になったモンスターを素材に特殊召喚できます) なお、レボドラは賤竜の魔術師のモンスター効果で墓地から回収できる点も強力で、素引きしたら使いにくい賤竜を上手く使えるという点において、安定性の高い構築であると言えます。また、サイコエンドパニッシャーやバロネスで盤面を形成していく都合上、それらSモンスターのS召喚に大きく貢献する調弦の魔術師は2枚採用。レボドラを採用しているおかげで、上下スケールになれるダークヴルムにアクセスしやすいという点でも調弦を活かしやすい構築であると言えます。それでは構築の概要が分かったところで、ここから各採用カードの解説です。

■ 覇王門の魔術師

今まで魔術師が欲していたすべてを兼ね備えたスーパーカード。このカードの強い点は4つあります。
①自己特殊召喚持ちP前エレクの再現性が飛躍的に向上した点。
②魔術師及び覇王門ネームを持っているためサーチや「サルべージが容易であり、アクセス手段に困らない点。
③星霜を単独でトリガーさせることができる点。
④サーチ効果の発動条件が容易であるため、リソース確保がしやすい点。
以上のことから、魔術師が欲しかったすべてを持っているカードで、まさに魔術師の次世代を担うカードに相応しい性能であると言えます。

■ 覇王眷竜ライトヴルム

妨害兼リソース札としてかなり優秀で、特に奇跡の魔導剣士で相手ターンに特殊召喚し、そのまま①の効果で覇王眷竜クリアウィングをS召喚できる動きはかなり強力。まさかハリファイバーが禁止になってから相手ターンに覇王クリアをぶっぱなせる日が来るとは夢にも思わなかったです。

■ 亡龍の戦慄-デストルドー

レベル4モンスターを対象にレベル3チューナーとして特殊召喚し、覇王門の魔術師(orアストログラフ)とシンクロし、バロネスを出すカードとして使う場合が多いです。能動的に大幅にライフを減らせるためサイコエンドパニッシャーの耐性維持&打点増強に大きく貢献する点で、このデッキと非常に噛み合っていると言えます。

■ 奇跡の魔導剣士

このカードも魔術師と強烈にシナジーするカードであり、次世代の魔術師デッキを担う最強カードの1枚です。相手ターンにライトヴルムを出して覇王眷竜クリアウィングをS召喚する使い方が主な使い方となります。また、素材の緩さに加え自身のリンク召喚時のサルベージ効果で相手ターンに出すPモンスターを手札に加えることができます。さらに、覇王門の魔術師で墓地へ落とした虹彩や紫毒を特殊召喚できる使い方もでき、覇王門の魔術師を強く使える点でもシナジーが見込めます。また、そもそも魔術師だとスケールを揃えやすい&キープしやすいこともあって、このカードのバリューを最大限活かせる足回りが整っていることも魔術師強化パーツとして優秀な点の一つであると言えます。総じて2023年で登場したカードの中では、覇王門の魔術師と並び最も魔術師を強化した1枚と言っても過言ではないでしょう。

■ S:Pリトルナイト

②の効果で自身を除外した次のターンに、メインモンスターゾーンにこのカードを戻すことで、リンクマーカーが左右のメインモンスターゾーンに向けられるため、そこにP召喚することができます。これはPテーマにとって非常に重要な長所であり、特に魔術師のようなスケールの維持が得意なPテーマでは、次の自分のターンに最大3体のP召喚が約束されているようなモノです。間違いなく魔術師最強のリソース札であり、素材の緩さやマスカレーナから繋がる点を考慮して魔術師側のリソース勝負の要求値を下げている点も評価できます。以上のことから覇王門の魔術師や奇跡の魔導剣士同様、核弾頭レベルの強化であり、今後もこのカードの使い方が魔術師の強さを大きく左右することになるでしょう。

以上です。

はい、それではいかがでしたでしょうか。2023年はまさに魔術師の年と言っても過言ではありません。(炎属性?罪宝スネークアイ?知らんがな 笑) 2024年1月のリミットレギュレーションでも規制が無かったことから今後も活躍が期待されるデッキです。皆さんも是非コチラの覇王魔術師をお試しください。
それでは今回の記事はこの辺で。最後までご覧いただきありがとうございました。

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