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ゴルバチョフ氏死去 91歳

ゴルバチョフ氏死去 91歳 旧ソビエト最後の指導者

2022年8月31日 12時27分 nhkニュース

ロシアの複数の通信社は、旧ソビエトの最後の指導者で東西冷戦を終結に導いたミハイル・ゴルバチョフ氏が、30日に亡くなったと伝えました。91歳でした。国際社会からは、歴史の流れを変えた政治家だったなどと、死を悼む声が相次いでいます。

「ペレストロイカ」「グラスノスチ」

ゴルバチョフ氏は、1931年、ロシア南部で生まれ、共産党の要職を歴任したあと1985年、54歳でソビエトの最高指導者にあたる書記長に就任しました。

書記長として「ペレストロイカ」と呼ばれた政治改革や、情報公開を意味する「グラスノスチ」など、閉鎖的な社会を民主化する政策を進めました。

外交政策でも、欧米諸国などとの対立の緩和を目指す「新思考外交」を掲げ、社会主義圏だった東ヨーロッパ諸国の民主化や東西ドイツの統一を容認したほか、対立が続いていた中国との関係を正常化しました。

さらに、アメリカとは核軍縮を進め、1989年12月、当時のブッシュ大統領とともに東西冷戦の終結を宣言しました。こうした功績が評価され、1990年には、ノーベル平和賞を受賞しました。

また、ゴルバチョフ氏は1990年には、共産党の一党独裁体制を廃止して大統領制を導入し、最初のソビエトの大統領となります。
以下割愛

画像クーリエ・ジャポン グラスノスチなくしてこの世界に自由はなかった」|ゴルバチョフ、87歳の自己評価 | クーリエ・ジャポン
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