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子供ができないと言われた時の反応

30週と0日、フルで働きつつ産休目前のあんこです。

最近、気がつけば「働く」ということについて考えている気がする。考えれば考えるほど沼で、答えを出すのが難しい。出産が近づいてきて緊張やら楽しみやら不安やら、というこの時期特有の感情から逃げるために余計考えちゃうのかもなあ…

さて!今日はなんと言葉をかければ良いかとても迷った話。妊娠中のありとあらゆる感情を忘れたくないから、小さなことでもここに残していこうと思う!

いつも通り忙しく働いていると、一本の電話が。相手は地方支社の女性マネージャー。私と年齢や役職こそ一緒だけど、性格は真逆。とっても明るくて元気で、とびきりキュート。そんな密かに憧れている彼女からの電話に嬉しくなっていろいろ話していると、私の産休の話題へ。

「親近感湧いてたのに残念〜!」と言われ、てっきり働く仲間が減ることかと勘違いした私。確かに女性マネージャーの数は少なく、私にも仲間意識のようなものが芽生えている。残業を気にせず男前にガッツ溢れる働き方をする女性は本当に貴重なのだ…

「私もです〜!でも保育園さえ預けられればすぐ戻りたいです〜!」

…しばしの沈黙。あれ?と思っていると…

「私も欲しいのに出来ないんだよね…」と電話の向こうから元気のない声がポツリ。

やってしまった…完全に勘違いしたじゃん、私。

何か言わねば、と思っても焦れば焦るほど言葉が出てこない。

ここから焦りすぎて記憶がないが、電話を切ってからもしばらくぼーっとしていた。

妊娠がわかってから周りへの配慮を忘れないように、と最新の注意を払って暮らしてきたのに。こんなよくありそうな話題へのレスすらすんなりできないのか、と落ち込んだ。仕事で言えば完全に準備不足だ。反省。

でも、やっぱり外から見ているだけではわからないものなんだなあ。

私から見れば、そのマネージャーはとても明るくて部下からも相当慕われていて、常に成果も出していていいなあ、私もあんな風になりたいなあ、と憧れる存在だった。まさか、子供ができないから仕事に打ち込むしかない、という状況だとは思いもしなかった。でも、普通にその可能性って全然あるし想像力が足りなかったなあ、と思う…

まぁここで反省していてもしょうがないのだけど。

もし今度同じような状況があれば同じ後悔をしないように、準備しておこう、と心に誓ったのでした。





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