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白血病 造血幹細胞移植とCar-t cell therapy⑤

Ommayaからの抗癌剤治療


腰椎穿刺(髄注)後に髄液漏れが起き、頭の手術をする事になってから白血病の治療よりも脳外科メインになってしまい髄液への抗癌剤治療が中止になってしまっていましたが、いよいよ再開する事になりました。

Ommaya reservoir

この図↑↑のように、頭から脳脊髄液を採取して(検査用)その後に抗癌剤投与という流れで週2回ペースで8回行う事になりました。

※急性リンパ性白血病(ALL)では白血病細胞が中枢神経系(脳や脊髄)に浸潤しやすく、私はわずか0.3%浸潤していました。
その為、中枢神経に浸潤している白血病細胞を減らすための治療を通常は腰椎穿刺で繰り返し行いますが私はトラブルが発生した為頭からやっちゃいます😉 (この件については前回の記事で書かせて頂いてます)
脳脊髄液に抗がん剤を注入する「髄注」と呼ばれる治療です。


副作用が半端ない

べっトに横になったまま、手術に使われる青いカバーを頭部にかぶせられ、秒数をカウントしながら髄注が始まった。緊張がすごくて、目を閉じ落ち着け落ち着けと自分に言い聞かせる。
その部分の頭皮の神経は取り除いてくれているので痛みはなかった。

無事に終了と思ったとたん、お腹がグルグル音を立てトイレに駆込むと同時に吐気も発生。
髄注してから1分も経たないくらいで、強い副作用が出現した。
コントロール不可能な下痢と嘔吐の同時進行がしばらく続き、病院トイレは私が占領する事となった😅😅

そして、脱水症状が出る前に、生理食塩水を点滴。通常はそのまま帰宅させられるのだが、吐き気が凄い為に入院となった🤢🤢
これを数回繰り返さないといけないと思うと本当に逃げたい気持ちになった。ハァ😑






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