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【アトツギの為のブログ】アトツギの金銭感覚

■家やマンションを買うならば…

2代目・後継者・アトツギ(以下、アトツギという)は、サラリーマンでもあり経営者でもありという変な立場であったりします。

そう考えると、アトツギといのは本当にややこしいと言えますね(笑)

ですが、少し考えてみると、会社のためにいつでもお金は貯めておかなければならないけど、若い頃は普通にサラリーマンとして生活することを考えると家族を持ったりして家やマンションを買ったりするわけです。

この矛盾する事をなんとか矛盾しないようにしなければならないわけです。

少し話は飛びますが、金持ち父さん貧乏人父さんを読んだことありますか?

この中にも書かれてありますが、家やマンションを買うと、家やマンションはそこから負債にしかなりません。

ローンを組めばローンを給料から払わないといけませんし、ローンを組んでいなくても固定資産税や修繕費などを給料から払わないといけません。

つまり、お金が入ってくるのではなく、お金が出ていくばかりというわけです。

では、どうするか。金持ち父さん貧乏人父さんにも書かれてありますが、アパートを建てて(買って)賃貸住宅経営をする。そこで出る利益の範囲内で自分の家やマンションを買う。

アパート等の賃貸住宅経営もローンを組んだとしても、そこに入る家賃から支払ができます。

なので、できれば数棟のアパートを買って、その家賃収入から自分の家族が住む家やマンションを買うと良いわけです。

■お小遣い制は御法度

サラリーマンやってると、お小遣い制のアトツギさんも少なく無いのではないでしょうか?

しかしながら、お小遣い制は御法度です。何故か分かりますか?

個人的には自分で稼いだお金をなぜ配偶者の許可制お小遣い制にしないといけないのか意味が分かりませんが、そこは置いといたとしても、自分のお金を自由に使えないと言うことは、会社にお金が足りないときにすぐに自分のお金を会社に貸すことができないからです。

今日の今日、会社にお金が必要というようなことは少ないかもしれませんが、配偶者の許可制お小遣い制にしてると、配偶者を説得する時間が必要になり、会社にお金が必要なときに間に合わないかもしれません。

間に合ったとしても、必要な金額を用意できないかもしれません。

その上、会社の資金繰りで生きた心地しないのに、配偶者にも頭下げて、場合によっては喧嘩しないといけないわけです。そうなると、よっぽどの強者でない限り、心が折れます、壊れます。

故に、(配偶者の許可制による)お小遣い制は御法度なのです。

■生活水準を上げない

曖昧な表現にはなってしまいますが、生活水準は極力上げない方がよいでしょう。生活水準を上げるのは簡単ですが、生活水準を下げるのはかなりのストレスが溜まります。

例えば、今回のコロナの様に数年に渡って営業ができず、貯金と補助金で生活しないといけないという事態が今後も来ないとは言い切れません。

そう言うときに、生活水準をあげていると、どうしても生活に必要なお金が高くかかってしまい、貯金では足りなくなることもあるかもしれません。

切り詰めて切り詰めてとは言いません。ただ、必要以上に贅沢するのはやめましょうというだけの話しです。

分かりやすく言うと、日々1,000円の食費でまかなわないといけない時が来るかもしれません。1人なら問題ありませんが、家族がいるとかなり苦しくなります。

なので、日々、おかずが一品減ります。この日々、おかずが一品減っても生活に不満はあまり出ませんが、これが日々5,000円の食費をかけてたとしたら、かなり不満に思うでしょう。

つまりは、高い車に乗る、豪邸に住むというレベルの贅沢ではなくても、気付かないところで贅沢してないか?という訳です。

もちろん、いつも我慢我慢では続きません。なので、月1で家族で贅沢な外食をするなどの息抜きは必要です。

しかしながら、普段は必要以上には生活水準を上げないようにしましょう。

■スタッフにはご飯を奢ろう

アトツギしてると当然ながらスタッフとご飯を食べに行くことも多いと思います。上司と行くならば、奢って貰えることが多いかと思います。しかしながら、ケチなアトツギは、後輩や部下と行っても割り勘という人がいます。

これは、よくありません。何故ならば、その後輩は部下はアトツギとご飯を食べに行こうと思わなくなるからです。

ご飯を食べに行けば、職場では話せないプライベートな話しもできるでしょうし、そうじゃなくても、打ち砕けた話しはできるはずです。

そうなれば、この部下や後輩の悩みを聞けたり、別のスタッフの問題点や良いところを噂話レベルではありますが、聞けたりして情報収集できます。

難しいのが、同僚ですよねぇ。1年生2年生の時からおごるのはおかしいし、自分自身もそこまではお金が無いでしょうし。

この場合は、お互いがまだ肩書きが無いときは割り勘でいいかなと思います。しかし、肩書きが自分の方が上になったときは、おごった方が良いでしょう。

この様に、ご飯をおごるかおごらないかだけでもアトツギは、色々と考えないといけません。

いずれにせよ、会社の資金繰りが厳しいときは、必ず、自分のお金から会社に貸さないといけません。その事だけは頭の中に入れておきましょう。

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