我ながら馬鹿だ

本当に、馬鹿馬鹿しい。



食べるだけ食べて、醜い体型になって。
飲んで、しんどくなって。

全て、自業自得なこと。
醜くなることは分かっているのに、ストレス発散は暴飲暴食しか今はない。

そんな馬鹿なことをして、身体を酷使し。
醜くなった自分を見て、更に落ち込み。
また、際限なく食べる。

そして、身体とこころを辛くさせる。


そうやって醜くなったのに。
今日なんてどこにも出掛けないのに。

それなのに、馬鹿みたいに化粧して。
馬鹿みたいに鏡の前でコーディネート組んで。

SHEINレビューの為に、写真を撮る。
(ポイント付くからね。笑)
なんて馬鹿馬鹿しいことをしているのだろう。

しかも、その撮った写真たちの中で遺影になれば良いななんて思いながら撮る。

馬鹿馬鹿しいことを思っていると、我ながら乾いた笑いがでる。
わたしが死んだって、現状は無縁仏だ。
しかも、誰も葬式なんてしないから、遺影なんかいらないだろう。
即、焼かれるだけだから、何を準備したって無駄なことも分かっている。

それでも、準備したくなる。
醜くなっても、綺麗な瞬間だってきっとあるだろう。

その一瞬は、逃したくない。
ああ、だから、わたしは馬鹿馬鹿しいと思っても撮ることをやめられないのかもしれない。


そんな馬鹿馬鹿しいことをしても、わたしのこころは不調なままだけれど。



馬鹿馬鹿しいことをして、1日が、終わる。
そんな日もあっていいのかもしれない。
自分を使って遊ぶことも、ある意味必要な時間なのかもしれない。


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