自己肯定感が低いときに

美容院に行ってきた。
数ヶ月間、慣れない人との接触を恐れ、美容院に行けず、伸びきったわたしの髪の毛。どんどんガサツになる生え放題の毛髪にさすがにうざったさを感じるようになった。前日にえいやーと予約をして、あとはそのときに任せることにした。

「自分を大切にしてあげる」とはこうゆうことなんだなと思った。
▪️まずはスタンス面
なんとなく自分の身なりなんてどうでもいいか、という気持ちでいた、出た出た「自分なんて症候群」。誰にも気にされてない、周りの人は自分が思うほど自分を気にしていないなんてことはもちろん正論なんだけど、その気持ちが肥大化していくと、今度は自分のことさえないがしろになってくる。ここまでの気持ちがスタンス面でのまず第一歩。
自分が自分である居心地の悪さを改善したり、整えてもらったあと、綺麗にされて鏡に映る自分に少しでもスッキリした気持ちを感じてマイレージとして貯めていくのはとても重要なことだと思う。

▪️つぎは「褒められる」こと
美容師さんはコミュニケーション能力が高い人が多いから、わたしの褒められると喜ぶポイントをしっかり察知してくれる。今回イチ嬉しかった言葉は「本当に聞き上手ですねー!モテる、あなたはモテるよ!」である。しめしめ。そして、ここでしてはいけないのは「謙遜」。「そんなことないですよー!」とかそんな言葉は不要。しっかり「ありがとうございます!」と受け取るのだ。よくやってしまっていたのが「自虐」だけど、それをすると相手も「あれ言わない方がよかったかな?」と気遣わせてしまう恐れもあると気づいた。プロからの「褒め」はしっかり受け取るのが重要なのだ。
大人になるにつれて、褒めてもらうことってどんどん減ってくる。仕事や家事をきちんとこなせている人ほど、褒められないし怒られもしない。けどなんだか物足りない…。そんな時は自分から「褒めマイレージ」を貯めに行くのが自分への優しさなんだと思う。
褒め上手な友人でもよし、今回のように美容系のサロンでもよし。褒めをもらえる癒しスポットの確保はとても重要だからそこにケチってはいけないのだ。

▪️最後に「ほぐして」もらうこと
気持ちだけでなく優しく触れてもらって大切に扱ってもらうのがとても大きなポイントに感じた。美容師さんは頭のコリをほぐしてくれる。
あのシャンプーは本当にコスパがめちゃくちゃ良いと思う。私が通う美容室は軽くヘッドスパも行ってくれる。日々の洗髪ってほぼ烏の行水。家事やら子供の面倒やらあると、自分自身の洗髪って時間短縮できる矛先No. 1だと思う。その日々洗い漏れがあるツボを見事に押してくれる軽度のスパ。終わったときに、頭と肩が実質数キロくらい軽くなった気がするのはおおげさでも無いと思う。
いまお安めのマッサージの店舗も街にたくさんできているように思う。そういったお店の信頼できるプロを見つけて、褒めのほかに、ほぐしも見つかると、心と体の両面で、ふと気持ちが軽くなると思う。

こんな風に自分自身の自己肯定感が低くなる=私なんてという気持ちが出てしまったとき用の取り扱い説明書としてまとめてみた。忘れないようにしようと思う!これもすべてはジェーンスー師匠がラジオで話していたことを実践してみたところだ。本当に日々のヒントをくれる存在ってありがたい!

誰かを大切にするために、まずは自分を大切にするって、自分を褒め+ほぐすことから始めてみるのも良いかもしれない。

心がねじ曲がって、どうしようもなく糸と糸がからまってしまったときに。そんなときは、プロのテクニックで、少しずつほどいてもらえれば良いのだ。

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