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Flutter、ReactNative開発のメリット

こんにちは、渋谷でIT企業運営中の田村でございます。

簡単に運営している会社について説明しますと、UIデザインを強みとした受託開発とデジタルマーケティングを行なっている会社でございます。
開発だけで終わるのではなく、サービス成長・事業成長にコミットするために必要なことはオーナーシップを持って支援させて頂いております。

この度flutterとReactNativeに特化した開発支援サービス「F&Native」をリリースしましたので、経緯を書いていきます。

サービスをリリースした経緯

普段アプリ開発やwebサービスの開発でお問い合わせ頂くのですが、そのほとんどが「新規事業でデザインと開発が必要」という要望です。

特にアプリが多いです。「こんな感じのアプリ作りたい」とても嬉しいですが、アプリのネイティブ開発は割と大変です。採用面、コスト面然り。

そんな時にオススメしているのが、flutterやReactNativeでのクロスプラットフォーム開発です。クロスプラットフォーム開発は一つのコードで各OSのUIを構築できる為、リソース的にかなり削減できます。

※イメージ:各ネイティブ開発の見積もり金額から-100万円くらいです

そこでFlutterとReactNativeに特化した開発支援サービスを作れば比較的予算の少ない所でも一度に両OSアプリをリリースでき迅速にサービス立ち上げができるのではと思いこのサービスをリリースしました。

ここで簡単にflutterとReactNative開発の説明をしておきます。

Flutter開発について

『Flutter』とは、Googleが開発した、モバイルアプリケーションのSDKです。 SDKとはsoftware development kitの略であり、あるシステムで使えるソフトウェアを作るために必要なサンプルプログラムや技術文書がまとめられたもののことです。 Flutterでは、1つのコードでAndroidとiOSのどちらでもアプリを作成できます。

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高速なレンダリングと柔軟なデザイン実現が可能
Square、Groupon、Topbuzz、STADIAなど有名企業が採用


React Native開発について

ReactはFacebookが開発したJavaScriptのフレームワークであり、React Nativeはそれをモバイルで使えるようにしたものです。 React Nativeを使用することでネイティブに描画されるiOSとAndroidのアプリを作ることができる。1つのコードで、両方のプラットフォームでアプリを製作できます。

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Appleの審査を通さずにコード変更が可能(軽微な)
Hot Reloadによってスタイル修正を迅速に行えます
Pinterest,Airbnb, Skype, UberEATS, Baiduなどが採用


柔軟なUIで豊かな表現が可能

flutterやReactNative開発について、少し前までは多くの人がリッチなUIやネイティブ独自の機能を実装する場合不便なのでは?と思っていた方も多いと思いますが、

現在Flutterを利用した開発ではウィジェット、レンダリング、アニメーションやジェスチャーなどに幅広く対応しており、スクリーン上のあらゆる要素を細かくコントロールできます。

つまり、UIデザインを柔軟にカスタマイズ可能という事です。(ReactNative開発はアニメーションが少々難しいです)

ほとんどネイティブと変わらない実装が可能なのです。

ほぼ全てのネイティブの機能を使う事が可能

例えば

・カメラ
・センサー(ジャイロスコープなど)
・顔認証/指紋認証
・アプリ内購入

上記の機能はflutter公式のpluginが用意されている為、実装が可能です。逆に実装が難しい機能は下記で

・Picture in Picture
・音楽のバックグラウンド再生

基本はフォアグラウンド処理で対応できる機能だけになります。

詳しくは公式リストを拝見してみてください。

クロスプラットフォーム開発のデメリット

メリットばかりではなくデメリットも伝えておきます。

OSの機能に依存するコードは個別の実装が必要
・通知機能などOSに大きく依存する機能については、各プラットフォームごとに実装する必要がある

日本語で書かれた資料が少ない
・日本ではまだ採用事例が少なく、開発者の人口も多くないため、日本語で書かれた資料は多くない

(参考記事:https://nzigen.com/nzigen-flutter)

まだ新しい言語の為不便な点はあるのですが、それに比べてもメリットの方が大きすぎるので、新規事業で限られた予算でアプリ開発を検討している会社様は是非一度flutterやReactNative開発を検討してみてください。

まとめ

React Native、flutterは基本的にはiOS・Android共に同じコードで動作します。そのため、各OS間の差をほとんど意識することなくコードを書いていけるので開発をスピーディーに進める事ができます。

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新規アプリ開発においてflutterやReactNative開発を用いる事でスピーディーに、比較的安価に、サービスの立ち上げが可能です。

是非一度flutterやReactNative開発を検討してみてください。

flutterとReactNativeに特化した開発支援サービス「F&Native」の詳細は下記より↓

・ReactNativeやFlutter開発の実績でございます。


-フードロス削減と“家事”改善をサポートするレシピ提案アプリ(UI設計、ReactNative開発)
-家庭内Iotデバイスを操作するリモコン付きコミニュケーションアプリ(UI設計、flutter開発)
-釣りに特化した動画キュレーションアプリ(UI設計、flutter開発)
-全国100店舗ある薬局が導入したお薬手帳アプリ(UI設計、ReactNative開発)


ご連絡お待ちしておりますm(_ _)m



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