オーケストラの調和から学ぶ

組織との調和が生まれるとき、企画は新たな次元の扉が開いたように感じます。

オーケストラのように、たくさんの楽器がそれぞれ違う音を出すのに、美しい音楽を作り出すようなイメージです。

それぞれが違う音を出していたのに、急にダイナミックで、人を感動させるような力を企画をきっかけに発揮します。

社会を動かす企画力

この企画を創り上げ、組織を動かす力は、さらには社会全体を動かす力と言えるかもしれません。

企画を考える過程で、世の中は立体なんだなーと感じることがあります。

新入社員の時、新聞を毎日読んでいたら、ある点の出来事が線になって、面になって、ほかの分野の情報とつながって、立体に感じたような、

そんなことが、企画では、いろんな組織と調和することで、よりダイナミックに行われます。

その立体の各面は、組織内のさまざまな人々や彼らの考え、そして彼らが抱く問題や想いを象徴しています。
それら全てを統合し、一つの方向へと導くこと。
これが企画の真骨頂であり、その過程で生まれる調和が組織を一つにすると感じています。

企画と挑戦の関係性

一方で、企画の現実化は困難であることが多いです。

何故ならば、それは既存の枠を超え、未知の領域に踏み出すことを要求されるからです。

アインシュタインは言いました。
「狂気とは、同じことを何度も何度も繰り返し、異なる結果を期待することだ」と。

新しい結果を生み出すためには、異なるアクションを起こす必要があります。それこそが「挑戦の扉を開く」ことです。

その挑戦の扉を開くにはエネルギーが必要です。

そして、そのエネルギーは、自身の想いや価値観から生まれるものです。

例えば、「あるべき姿」という理想は重要ですが、それに固執するあまりに新しい可能性を見落とすこともあるのです。

逆に、開放的な思考と自由な発想を持つことで、新たな道を切り開くことができます。

組織と調和をとるためには、個々の人々と深く関わることが必要です。
信頼関係を築き、彼らの想いや問題を理解し、共有することで、組織と一体となり、全体の方向性を見据えた企画を実現できます。

組織は、個々の力が集まることで初めて力を発揮する集団です。
個々の力を結集し、調和を生み出すためには、企画が重要な役割を果たします。
そしてその調和こそが、企画を成功させる鍵となります。
それはまさに、個々の想いや問題を一つの組織の目標へと結びつけ、組織全体を前進させる力となります。

企画の成功は、組織全体の成功に直結します。
そのためには、組織との調和を作り出し、新たな挑戦を促す企画が不可欠です。

企画への情熱と挑戦

昔は、企画の仕事がイヤだなと思ったこともありました。
論理ばかりでつまらない。頭でっかちで、人の気持ちに寄り添っていない。
と。

ただそれは、今から振り返れば、私のロジックが未熟すぎて、
人の気持ちまで組み込めるレベルではなかった。そして、人や組織を動かすことができず、企画に込めた想いを実現までつなげることができなかったからでした。

企画の魅力と未来

今は企画の仕事がとても好きです。

全員と喜びを分かち合える、自分らしさを出しながら、世の中に貢献し、一体感を感じられる、そして、充実感も感じ、涙が流れるような感動を味わえる。そんな企画って最高ですし、仲間とともに味わっていきたいと考えています。