リカバリーと予防医学

予防医学は必要ない

こんにちは!おとんです!

さぁ、今回も少しでもあなたのリカバリー効率が上がるように、全力でお話ししていきますね。

今回は、リカバリーと予防医学の関係、についてです。

結論から言うと、リカバリーは予防医学の上位概念。(リカバリーに予防医学も含まれる、ということ)

だから、リカバリーさえしてれば、予防医学は考えなくて良いです。(関係者に怒られそう。笑)

なぜそんなことが言えるのか、それをこれから掘り下げてお話ししていきますね。

それでは早速始めていきましょー!

プロサッカーチームでの事例

おとんがサッカー専門スポーツドクター(以下、サッカードクター)をしている時の話。

一般的にサッカードクターの仕事とは、ケガをしてしまった選手の治療です。

しかし、その頃からおとんは治療よりもケガの予防にめちゃくちゃ興味がありました。

なぜなら、たった1回のケガで選手生命が終わってしまう、もしくは競技レベルがガクンと落ちてしまう、そんな選手をたくさん見てきてから。

ケガさえしなければもっともっと活躍できたのに。

そんな想いがありました。


だけどですよ、ここが難しいところで、怪我の予防って、今まで怪我をしたことのあるベテラン選手なんかは一生懸命取り組むんですけど、

怪我をしたことのない若手選手は全く興味を示さない。(むしろ若い選手にこそやって欲しいのに。苦笑)

何度言っても、「オレ、ケガとかしないんで大丈夫です。」

みたいな感じでそっぽを向かれちゃいます。(若い選手は生意気ですからね。笑)

この状況、何とかならないかなってずっと考えてたんです。

トレーナーから学んだこと

そんな状況の中、とあるプロサッカーチームのサポートをしていた時、

チームトレーナー(選手の身体のケア全般を担当する人)が練習前に選手のサポートをしていたんです。

その時は、選手と一緒に神経系のトレーニングをしていて(簡単に言うと反射神経を鍛えるってこと)、

そうすると身体がコントロールしやすくなって、競技レベルが上がる、

そう選手達に伝えていたんですね。

けど、そのトレーナーの裏テーマはケガ予防でした。


専門的な話になりますが、怪我をするとその部分(筋肉や靭帯や骨など)だけではなく、周囲の器官(バランスを取る役割などの)も壊れてしまいます。

そして、身体のバランスが崩れて、また怪我をしやすくなるんですね。

それを予防するためには、神経系を鍛えると良いよ、って言われてて。

だから、そのトレーナーは神経系トレーニングを選手にさせたかったんだけど、ケガ予防と言うと誰もやりたがらないから、サッカーが上達するよって言ってたんです。

で、実際にやった選手も調子が良いって言うので口コミで広まって、みんな練習前にやるようになって。

「おー!これだ!」っておとんは思いましたよね。笑

つまり、

「神経系トレーニングとケガ予防」

の関係が

「リカバリー(パフォーマンスアップ法)と病気予防」

の関係と同じだと思ったんです。

パフォーマンスアップ法

一般的に現代は、予防医学とパフォーマンスアップ法が分離されています。

予防医学は病気を予防するだけで、ゴールは病気にならないこと。確かにそれ自体には価値があります。

内容としては、サプリメントを飲んだり、運動したり、あとは健康診断といった感じでしょうか。


一方で、パフォーマンスアップ法と言えば、身体を鍛える、という感じ。

ジムで筋トレ、プロテインみたいな流れがあります。

けど、鍛えるだけでは全般的な病気の予防にはなりません。(一部の生活習慣病には良いかもですが。笑)

だから、予防医学とパフォーマンスアップ法は分離しちゃってます。

おとんの裏テーマ

けど、この分離って本質的ではないなとおとんは思っていて。

なぜなら、本来は、予防医学とパフォーマンスアップ法は同一直線上にあるはず。

そして、パフォーマンスアップ法は予防医学の上位概念です。

上位概念とは、それより下にある概念を全て含みますので、

この場合はパフォーマンスアップ法を実践していれば、予防医学の事は考えなくて良いことになります。

そのパフォーマンスアップ法をおとんが日本人に合わせた形で形にしたのがブレイクリカバリーなのです。

そういった意味で、ブレイクリカバリーを実践してリカバリー効率を上げる習慣を取り入れれば、病気の事は考えなくて良い。

これこそが、おとんの目指す理想の世界。

日々のパフォーマンスを上げることに集中して、リカバリーを実践すれば、病気とは無縁の人生になる。(病気を予防しなきゃー!なんて考えなくて良い)

おとんはそう考えているので、あえて「病気」という言葉をできるだけ使いません。

(先程のトレーナーの例で言うと、ケガ予防、という言葉を使わないのと一緒。)

これがおとんがリカバリーを広めようと思っている裏テーマで。

病気や健康という言葉を使うと、どうしても意識が病気に向いてしまう。

病気のことなんて考えなくたっていいんだ!とおとんは思ってます。

病気の人は別

ただし、既に病気になってしまっている人は別問題。

その人には治療が必要です。

ただ、治療と同時にリカバリーをすれば回復力はアップすることが多いですが、病気によっては、逆にリカバリーの中にやってはいけない項目もあります。

そこは個別対応でやっていくしかありませんね。

というわけで、本日はリカバリーを実践して、病気とは無縁の人生を生きよう、というお話でした。

それでは、今回はここまで!

ありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?