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リチャージ日記 ③




1か月の休職期間に入ってからはとにかく気持ちの浮き沈みが激しかった。
本当に、激しかった。疲れるほどに。

今までは気にするほどでもなかった出来事をものすごくマイナスにとらえて
引きずってしまうことが増えた。
周りの人の気持ちにすごく過敏だった。すごく気になった。
悲しい、イライラ、苦しい。そんなマイナスな感情が手に取るように分かる
そんな感じだった。そしてそれが、自分に憑依したかのように
自分も、とても苦しかった。
とてつもなく心が狭くなったような気がした。
些細なことでイライラした。落ち込んだ。そんな自分に嫌気がさした。
本当に1日で、いろんな気分になった。
もちろん、プラスな気持ちもあった。その分、差が、つらかった。

外に出たくないな。そんな日もあった。
このまま自分がいなくなったらどうなるんだろう。そんな日もあった。
外出先で、突如と現れる動悸や息苦しさ。胸が痛い。締め付けられる。
そんな日も、あった。


何より、家族への気持ちが苦しかった。
何気ない会話が優しかった。妹は外へ連れ出してくれた。両親は何気なくLINEをくれた。「心配かけてごめん」なんて言えば怒られると思うけど、そんな気持ちもぬぐえなかった。
旦那は毎日支えてくれた。どんなに仕事で疲れていても、私が毎朝元気に見送れなくても、たまにコンビニスイーツを買って帰ってきた。いつもと変わらない笑顔で。私は1日中休んでいるのに。通院も毎回、仕事を休んで付き添ってくれた。休めてラッキーぐらいの勢いで。その分次の日が大変なはずなのに。同業だから、手に取るように大変さがわかるから。ごめん。なんて言えば、また怒られるのはわかっているのだけれど。




そんな気持ちの中、仕事に復帰できる気力などなかった。
休みがもう2か月伸びた。12月末まで、休むことになった。


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