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ブルーリボンが増上寺で配られた 第79回 レミングする人々

政治にまつわるもの、行動には時にメッセージ性が込められているものです。
言葉にしたらトゲがたつ。
言葉にしていないから、トゲが立たない。
でも、そのトゲを相手にさしたい。周囲に届けたい。
ゆえにその真意を声を大にして言わないことは多々あります。
逆に「政治力だ」の「水面下で」だのわざわざいうのは
大した表現力もないか、空っぽがばれたくないというか
なにがしかの上書きをしたいかなんでしょうね。

メッセージ性。
これは例えばお客様を迎えたときの花瓶に活けている花の色や酒類。
その時のネクタイの色。
あるいはプレゼントに込められています。

京都でぶぶ漬けをだされたら…なんて話も良く語られますが
その行動の意味を理解できないなら
これは非常に悲しいことです。
教養のなさというか、ルールを知らずにしたり顔みたいなものですから。

政治というくくりですから
これは政治家でなくても良いのです。
政治的なメッセージがある。
という目で見たとき。

ドストレートにかけば
安倍さんの1周忌
増上寺で行われ、参列者の返礼品にブルーリボンが選ばれた。

これは単に安倍さんゆかりのものであるから
でしょうか。

なぜ蝶結びも一緒なのか。

なぜ奈良の碑ではなく、増上寺で配られたのか。

勝手な想像かもしれませんが、
安倍さんの遺志をきちんと正道に戻そうとするメッセージ性を感じました。

ブルーリボンは付けることをアピールするものではないし
安倍さん自身が誰かを後継者にするものではない
国民全体の意志であり、議員特権ではない。

そう考えるのは考えすぎですかね。

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