見出し画像

運命感じて痩せてから行くじゃなくて気付いたらチケット取ってた


一昨日、NICOのライブについての話をしていて昨日はZIONのライブがあった。


ZIONとはNICOのボーカルからなる北海道のバンドだという。詳しくは各々で調べて欲しい。
ライブ当日、Twitterでなんとなく「渋谷 ZION」と検索をかけたらチケット譲りますという素晴らしい言葉を見つけた。前日は痩せて綺麗になってからZIONのライブに行くんだ!と意気込んでいたが、これは運命なのではないかと感じてしまいそのツイ主さんに連絡を取った。
割とすぐにやり取りは終了し、チケットを持って渋谷に向かうことができた。

こんなにドキドキするのはいつぶりだろうか。NICOのライブで名古屋へ行ったときぶりだろうか。本当にそのくらい久しぶりのドキドキ感で胸が踊るとはこのこと!と言わんばかりの胸の高鳴り。あの光村龍哉の歌声がきけるのかと思うとなんだか嬉しくて涙が出そうになる。
それくらい彼の存在は私にとっては大きい。
ずっとずっとZIONのライブに行きたかったが、なかなかチケットが取れなかったり北海道のライブだったりと気軽に行けないためいつも断念していた。しかし、今回は関東でしかも東京でライブをしてくれるのだからこれは行くしかない!と思った。
もちろんチケットは全滅でリセールでもチケットをとることは出来なかった。そんなときのTwitterでの出会い…。本当にツイ主様には感謝してもしきれない。

最後にNICOのライブに行ったのが2018年だからもう5年になる。5年ともなれば私もアラサーになるわけだ、と自分の年齢と精神年齢が追いつかないものだなぁと感じる。

この5年間、ずっとNICOの音楽を聞いていたわけではない。いろんな音楽を聞いてライブに行き、たくさんの刺激を受けて感動した。だが、行き着く先は原点であるNICOなのだ。どんなに気分が落ち込んでいてもNICOを聞いていれば少し鬱から解放される。いわば精神安定剤たるもので、何かあれば寄り添ってくれる存在みたいなものだ。
そんなNICOだが、2019年11月19日に解散をしている。そこから数年間は目立った音楽活動というものはそこまで各々ではしていなかった。

そんな中でのZIONである。ZIONという形で光村龍哉が復活したことに涙したのを覚えている。あんなにも嬉し涙をした記憶は後にも先にもないだろう。それくらい大きいことで私にとって言えなかった言葉を言える機会に恵まれたということになる。

​───────

渋谷WWW Xに到着し階段を登り、整理番号の順番を待つ。もうこの時から胸の高鳴りが凄かった。ああこれから新しい光村龍哉さんの姿を見れるのかというワクワク感と幸福感でいっぱいだった。

いざ、ライブが始まりメンバーが揃うとこれが新しいバンドZIONなのかと涙してしまった。ようやく見れたというのもあるが、ステージにあのみっちゃんが立っているという事が何よりも嬉しかった。
楽しそうにギターを弾いてる姿、歌を歌っている姿、私が見たかった全てを見れた気がした。
そして私はHUMANIAのタオルを手に巻きながら手を挙げていたのだが、その際みっちゃんと目が合った気がした。あんな至近距離でみっちゃんを見れるなんて夢のまた夢だと思っていたからとても嬉しかった。

ZIONの音楽は綺麗でNICOのときのようなメロディもあるけど、やはりZIONはZIONで激しくはないけど落ち着いた大人な感じが私はとても好きになった。CDは何度も聞いていたけどやはり生で聞くのは違うんだなと改めて感じた。5人が楽しそうに演奏している姿が脳裏に焼き付き、幸福感で満たされた。

気付けばあっという間に夢の時間は終わってしまった。
アンコール含めて1時間半ほど。でもその1時間半が何よりの宝物になり、何よりのご褒美となった。
アンコールが終わり、5人でお辞儀(?)をし終えて5人が帰る寸前に私は声に出してしまった。

11年前、生きろ!と言ってくれてありがとう

その言葉を聞いたみっちゃんは手を上げグッとしてくれた。嬉しかった。私がこうして楽しく人生を歩めているのは紛れもなくみっちゃんやふるくん、さっかん、ティムのお陰なのだから。
ZIONには関係ないことかもしれないけど、みっちゃんが音楽を続けてくれて本当に嬉しい。どんな形であれ、彼の音楽をまだ楽しめるのが私にとっての生きがいだ。


この日を絶対に忘れることはないだろう。
ようやく伝えられた言葉に返してくれた反応で私は何年も生きられる自信がある。
彼がいたから私は嫌なことがあっても自分の足で踏ん張れて生きられる。

チケットを譲って下さったお姉さまへ
本当にありがとうございました。お陰でずっと伝えたかった言葉を伝えられました。一緒に同じ会場でライブを楽しめる日を心待ちにしております。
本当にありがとうございました。

Soutenez moi s'il vous plaît 🦖⸒⸒ On va boire un verre ensemble🥂‪⋆͛