Steal with Pride | You can NOT change others and the past, however, you can change yourself and the future.
You can NOT change others and the past, however, you can change yourself and the future.(他人と過去は変えられない。でも、自分と未来は変えられる。)
カナダ出身の精神科医であるエリック・バーン氏の言葉。色んなシチュエーションで活用できる、僕のお気に入りの名言です。
例えば、プレゼンの目的は、聞き手に期待する行動を促すこと。
ただ、他人である聞き手を思うがままにコントロールすることは、催眠術師でもない限り、至難の業です。
そんなときこそ、聞き手が主役のストーリーを、聞き手目線で語りかけ、聞き手が自らの意思で行動することができれば理想的です。
ちなみに、人が行動を起こす時の動機は 3 種類あります。
外発的動機(即効性あり・持続性なし)
報酬
分かりやすいのは報酬。それをやれば「お小遣い」や「ボーナス」がもらえる!ってやつです。
例えば、宿題やったらゲームできる!とか、テストで満点取ったらご馳走食べれる!とか。
認知
他にも認知。それをやれば「褒められる」とか「有名になる」など自尊心をくすぐるやつです。
例えば、勉強ができてみんなにチヤホヤされるとか、ダンスが上手で TikTok でバズるとか。
この 2 つは、一般的に外発的動機と呼ばれるもので、即効性はありますが、持続性がありません。
理科の実験で言えば触媒。過酸化水素水から酸素を発生させる二酸化マンガンのようなもの。最初のきっかけ作りに向いています。
内発的動機(即効性人による・持続性あり)
興味
ただ、この上なく最強・無敵なのが興味。
お金ももらえないし、誰からも褒められないけど・・・好きだからやる!
これが内発的動機です。
例えば、マイクラで世界の建物を作るとか、大好きな推しのアイドルを追っかけたりするとか。即効性は人によりますが、持続性があります。
下手の横好き・好きこそ物の上手なれ・・・物理で言えば「夢の永久機関」です。
子供の育児やチームメンバーの育成において、あれこれ指示するよりも、上手く内発的動機を刺激して、本人自身にやりたいと思わせられれば、コーチングとしても効果的ですね。
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