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本はプロの化学反応で出来ている

こんにちは。339PLANNINGのこんちゃんです。

先日公開したこちらの記事で著者の方が出版をするとどんなメリットが有るかということをについてお話しました。

じゃあ編集する側の本作りのおもしろさって何だろう?ってことを改めて考えてみました。

本を作るおもしろさは、プロの仕事を過程から結果まで見れることです。

出版事業をはじめて丸2年が経ちます。これまで10名以上のプロの方と本を作ってきました。

本を作るには色々な職業の人が関わっています。
編集者、ライター、デザイナー、校正者。その他にも販促や撮影にはマーケターや営業、カメラマンの方など専門職と言われる方々が関わっています。それぞれの仕事のスペシャリストです。本作りの過程ではこのスペシャリストの方々、全員の経験と提案から本作りは進んでいます。みなさんからいただく提案によって原稿が本に変わり、本はより磨き上げられていきます。

全員が企画、著者、原稿の魅力に向き合い、どうしたら伝わるか、どうやって届けるかというテーマについて考えて本を作っていく。

企画書は本の種です。
企画書を元に著者の方が書いた原稿は「伝えたい想い」です。
編集者さんが編集すると原稿は「伝わる文章」になります。
そしてデザイン。表紙、想定や組版を経て「伝わる原稿」になります。
そこから校正を経て「正確に伝わる原稿」になります。
そして、印刷して紙の本や電子書籍に変換をすると「本」になっています。

本づくりは分業なので、自分の作業が終わると手を離れ次の方にバトンタッチ。この流れをずっと見ていると化学反応みたいだなと毎回思います。

それぞれのプロのアイデアがかけ合わさって、何もなかったところから著者の魅力と思いの詰まった1冊の本ができる。

だからこそ、ぼくらはより多くの人にこの魅力いっぱいの本を届けたい。

そんな想いで本を作っています。

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