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「さっき言ったよね?」ハラスメント

さっき言ったよね?
前にも言ったよね?
何回も言ったよね?


これ、何かを伝える時に
伝える人が伝えられる側に言いがちなやつ。


言ったからといってわかるわけではないし
できるわけでもない。


ここ大事。
もう一度言う。


言ったから、伝えたからといって
できるわけではない。

ここテストに出ますよ


初めてのことだったり
慣れてないことや
要領を得ないことだったりすると尚更。


例えば自転車に乗るっていうことも
自転車に乗るという体の使い方が
できてない場合はそれを
自分の中に探るまでに時間がかかる


勘のいい人はスッとできるかもだけど
大抵は転んだりして
スッと乗れる時が来る。


さっき言ったよね、っていう人、
言えばすぐに理解できて
すぐできるって思ってる人は
自分がすぐにできる人なんだと思う。


もしくはこれまで出会った人が
言ったらすぐできる人ばかりで
言えば伝わりすぐできるようになったのだろう

なんなんですか?
超人ですか?
キン肉マンですか?
ニーチェですか?


言えばできるって幻想ですよ?



私が以前教壇に立っていた時に
なぜ同じことを言って結果に差がでるのだろうか?
と考えたことがあった。


そしたら自分なりの見解だけど
言ってできるまでに実は細かいフローがあるのでは?
と仮説を立てて授業をしたことがあったのだが
これが結構役に立った。



言う(伝える)

言葉として理解する

その言葉が自分に当てはめた時に
どうなるかの感覚がわかる

自分なりに意味がわかる(解釈がうまくいく)

相手の意図自分の解釈の擦り合わせ

行動してみる(やってみる)

想像と現実のギャップを探す

ギャップを埋める作業を行う

自分に馴染ませる(練習)

できるようになる


が多分私の思う
「伝えてからできるようになる」までのフローだと思う。


これは例外なくどんな場面でも言えることだと思う。
このフローが想像できない場合は
相手がなぜできないのかがいつまでも理解できないし
押し付けてしまうし
ハラスメントにもなりかねない。


どこで止まっているのかが見えてくると
都度相手に投げかける質問も変わってくる


が、当の本人がどこで止まってるのかが
わからないと言う場合も多い。
そんな時は1歩も2歩も先に行ってる先人が
そのギャップをどう埋めれるかを考えればいいと
私は思う。


さっき言ったよね?



あんまり私は言われたことないのだけど
今日はよく言われる。


回りくどいことを言っているが
まぁバイクの教習中に言われた言葉だったり。


低速のねハンドルの切り方が
いまいちできんのです。
何度も倒したし。怪我はなし。


教習の実況はまたこちらにて伝えるとして
「さっき言ったよね」について思うことがあったので
アウトプットすることにした。


バイクの免許取るシリーズはマガジンにまとめてます



さっき言ったよね、じゃなくて
さっき言ったことでできてないところはどこだろう?
って自問自答して欲しい(と言う他力)

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