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たまにかかってくる営業電話から人間関係の肝について考えてみる。

今私はセールスのプロの元で
ストーリーの作り方やセールストークのプロット
売るとは何か?など
またさらに深く多角的に学んでいる。

タイガーさんの講座は
売るということに対して非常に細かく深く学ぶことができる。
売るといえども売るにとどまらず
マインドや在り方と言った人として大切な部分にまで
学ぶ内容は及んでいくので、もうこれは営業の人とかではなく
積極的に仕事をする人なら誰でも受けた方がいいと思う一生物の講座。


そんなこんなで買う側だけではなく
仕事柄売る側の心理など両方について
考える機会も多いのだが
生活をしているとやはり「買う人」として
様々な場面に出くわすことの方がいまのところ多い。


スーパーに行く
百貨店にいく
テレビを見ててテレビショッピングを見る
店先で声をかけられる

実に色々あるが
最近気になっているのが
なぜかかかってくる営業電話。


どこで調べているのか
どこで出回っているのか
どこで漏れているのかわからないけど
私の携帯番号にかけてくる
よくわからない営業の人。


スマホとか、通信系もあれば
サプリや化粧品といったものも。


この人たちに共通して思うのが


そんなので全く買う気にもならないどころか
話を聞く気にもならない。


ってことだ。


多分仕事、業務の一環で
断られて当然、話を聞かれなくて当然
そんな姿勢も伺えるのが非常に勿体無い。


あまりにも気になったので過去に
かかってきた営業の人に


それで話を聞いてもらえたり
買ってもらえることってあるんですか?


と聞いたことがある。
間髪入れずに切られたけど。



買ってもらうには
話を聞いてもらわねばならないし
話を聞いてもらうまでにも
結構なすり合わせが必要だと思う。



いま時間いいですか?は
すでにそれを話すことを承諾している人に
伝える言葉であって


その前にまずは
興味があるか?聞きたいと思っているか?
の確認が必要だと思う。


なのに、いまお時間よろしいでしょうか?と
丁寧に最初に私への確認をすっ飛ばす人が結構な確率でいる。


これは買う、売るだけにとどまらず
実生活の人間関係でも非常に関係が深いと
私は思っていて


スペックがサイコーなら売れる!と思っている人は

自分のスペックを磨くか
相手にスペックを求めるだけかもしれない。


実のところスペックはもちろん大事だけど
ほしいと心を動かされるのは
自分の何かを満たされると
無意識に感じるからではないだろうか?


例えば自社で開発した
最高級品質の素材を厳選して作った熱々スープは
きっと喉がカラカラで
営業仕事でずっと歩いて汗だくになっている人には
手に取ってもらえない。


人間とは結構複雑で
こうだからこう、なんてことは決してない。


個別最適化が絶対的に必要なのだ。


時と場所、シチュエーション
誰?が非常に大事だしそこを無視した営業電話が
効果があるとも思えない。


もちろんミラクルで
それ欲しかったんです!の人にあたれば別だけど
あ、そういう人に当たるために電話してるのかも?


まぁいずれにしろ
目の前の大切な人が
何を欲しているか?に気付けることが
手に取ってもらえることだし
売れる(モテる)ってことなんじゃないかな?と
そんなことをふっと思ったりした。

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