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フッ重な私が休日にやったこと

ピーーヒョロロロー

河川敷で空高くから響き渡るトンビの鳴き声。
毎回この時期に実家に帰ると必ず聞くトンビの鳴き声が、その日は実家の真上から聞こえた。
静岡市は暖かい所だが、その日は少し風が冷たく感じた。その冷たい風に乗って、トンビが高く高く飛んでいる。
子供の頃河川敷ではよく遊んでいたが、その時もトンビがいただろうか。トンビの鳴き声を聞くようになったのは、ここ数年前からのような気がする。なぜトンビの鳴き声とわかったのかは不思議だが、念の為YouTubeで鳴き声を調べてみると、やはり間違いない鳴き声だった。

その日は母の命日。
仏花を持って、実家までロングドライブをしてきた。
最近の仏花はオシャレで可愛い。
桜が入っていて、全体的にパステルカラー。
母によく似合う。
母へ抱いていた罪悪感は今ではもうない。だから、「お母さんただいま!」ってもう言える。
写真立ての中の母は、その日も微笑んでいた。



行きつけの花屋さんが閉店してしまってから花屋難民となり、近所の花屋さんに行って「いいかも」と思ったのも初めだけで再び難民となった。

実家でごろーんと休憩してインスタを見ていたら、花のサブスクの案内が流れてきた。
花のボリュームやカラーも選べるし、いいかも!と思い少しウキウキした。
いつもならすぐにポチっとしてしまうのだが、今年は少しお金に慎重になろうと思ってもう少し考える事にした。



お墓参りの時、「なむなむ」か「パンパン」かわからなくなってしまう長男は、その日は「パンパン」とやってから「なむなむ」していた。コラっと言って笑っちゃう。
昼に鰻重、おやつにできたて苺大福を食べ、再びごろーん。
父に「唇痛そうだね」と、これでも少し良くなった唇を心配される。やはりまだ可哀想な唇なのであろう。
でも、食べてもあくびをしても口角が切れなくなったのは、大進歩である。

料理も芸術 写真におさめたくなります




実家を後にし帰りにイオンの中でふらっと立ち寄った花屋さん。
大好きなミモザにロックオン。

黄色と白と、あとアクセントに何色がいいか迷っていると、チョコレートコスモスを発見。
これはまさに昼間に花のサブスクで知った存在だった。迷わず手に取った。

レジでお姉さんが、
「チョコレートコスモスが黄色と白の中でアクセントになって、とても上手に選ばれましたね」
と褒めてくれた。

今年で一番嬉しい瞬間だった。

やっぱり私は、花は実際に見てその時のインスピレーションで選ぶのが好き!とわかり、しばらくはこのお花屋さんにしようと決めた。褒めてくれたし。

選んだのがこちら
今使っているフラワーベースに分けた
光に当たるとくっきり存在感を表すチョコレートコスモス
こちらもシックに決まる
少しだけ切り、ミモザのドライフラワー挑戦中





テスト週間で部活がなく、久々に休日を長くのんびり過ごした感じがした。

冬のボーナスを叩いて買った、電動リクライニングチェアー。まるで我がモノのように陣取っているマティンロウ。でもこの姿もまた、幸せをくれるのである。

フッ軽ふっかるなほうと思っていたがフッ重ふっおもと診断され少し意外と思ったが、実家に帰省した以外そう大したことをしていないから、やっぱりフッ重(フットワーク重い)だったんだと実感したのであった。
フッ重のいい所は、自分を疲れさせないところかしら。





noteでの出会いに感謝します
                ☺︎マティ☺︎

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