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【#Slack を使ったコミュニティ運営】Slack ユーザーコミュニティでの Slack の使い方

Slack カスタマーサクセスが運営する、 Slack ユーザーコミュニティ JCN というものがあります。

JCN メンバーが作ってくださった素敵なバナー

この記事は、JCN がどのように Slack を使っているかのご紹介です。

【チャンネル命名規則】コミュニティの「どこで」「何が」行われているかを明確にする

いわゆる「チャンネル命名規則」のお話です#️⃣
JCN には主に以下の3つのチャンネル接頭語があります。

#champs- :質問チャンネルや雑談チャンネルなど、様々なトピックで交流ができる場所
#community- :分科会ごとのチャンネルやコミュニティリーダーからのアナウンスなど、トピック・テーマ別の活動が集まる場所
#slack- :Slack 公式からの情報発信の場所

ほかには「#meetup-」や「#times-」など単発企画系・つぶやき系が増えています

接頭語を考えるにあたっては、以下の2軸を用意してコミュニティの活動を分類してみました。

  1. 主体:ユーザー or Slack

  2. 形式:同期 or 非同期

#champs- :ユーザー主体 × 非同期
#community- :ユーザー主体 × 同期
#slack- :Slack主体

その結果3種類にしました

「チャンネル命名規則のことをいまさら言われても、もうチャンネルがたくさんあるんだわ😩😩」と思ったひと、ちょっと待って!!🤚

JCN も初めからこれらの接頭語があったわけではないのです。

Slack を使う前からどんなチャンネルが必要かを完璧に設計することは難しいですよね。 JCN もコミュニティの活動が活発になってから、どんなチャンネルが必要で、逆にどんなチャンネルが不必要なのかがみえてきました。

そのタイミングで、既存のチャンネルの改名・統合・断捨離を開始。
コミュニティには📣JCN の活動整理プロジェクト始動します!」と宣言して進めました。

チャンネル名を変更済みなので、 before → after 一緒やんって感じですが😅

【イベント実況用 Slack チャンネル】オンライン参加者と現地参加者を Slack チャンネルで繋ぐ

JCN ではオンライン開催やハイブリッド開催の勉強会をほぼ毎月開催しています 👋

その際の参加者コメントですが、配信内のチャットは使わず、代わりに専用の Slack チャンネルをたちあげています。
チャンネルはイベントごとに毎回新規作成します。

チャットの代わりに Slack チャンネルを使うと…

  • 現地参加者もオンラインからのコメントをみることができる

  • コメントに対して「わかる!」「気になる」「私もです」などの絵文字リアクションがついて、現地参加者もオンライン参加者も一体となって盛り上がる

  • 勉強会終了後もやりとりがワークスペース内に残るので、その場で回答できなかった質問対応、資料共有、補足や訂正など後日のフォローアップがスムーズ

  • 当日参加できなかったひともあとからチャットがみれる(「次回は参加したい!」と思ってもらえるかも 💡)

などなど、いいことづくしです👍🏻

【リアク字チャンネラー】素晴らしい取り組み(Slack 投稿)を専用チャンネルに集約する

「社員を褒め合う文化👏をつくりたい」「Slack 内の良い情報をもっと広めて気づいてもらいたい🔊」といった声をよく聞きますが、こちらの方法おすすめです💪
(実際、ユーザーさんが自社でやっている取り組みとして教えてくださってJCNにも取り入れました!)

リアク字チャンネラーとは、指定した絵文字がついた投稿をパブリックチャンネルに転送できる機能です。無料で誰でも使えます。

JCN では「ほめるしかない」という絵文字を用意して、「#champs-ほめるしかない」という名前のチャンネルに転送されるように設定しています。

こんな感じで集まる

すると「ウチで効果があった取り組みです!」「認定資格試験に合格しました!」「社内の勉強会の資料を共有します!」など、メンバーが「すごい!」「いいね!」と思った投稿がひとつのチャンネルに集まります。

🛠️リアク字チャンネラーの設定方法はこちら

【ワークフロー、canvas、ハドル…】あらゆる活動を Slack で完結させる

各種機能を以下のように使っています。

⚒️ ワークフロー

  • プレゼンの登壇応募

  • イベントの現地参加登録(=会場のゲスト入館に必要な情報の収集)

  • イベントブースのボランティア応募とシフト希望調査

  • 新メンバーへのウェルカムメッセージ

  • 勉強会参加者をカレンダーとチャンネルへ招待

  • 勉強会の事前質問フォーム

📄 canvas

canvas 活用例:大型イベントの開催情報をまとめる
  • ミーティング議事録

  • イベント登録ページ(Webサイト)の文章をcanvas上で共同編集

    • (💡 編集画面を特定のメンバーしか操作できないときオススメですよ!)

  • 登壇者の提出物リスト

  • コミュニティのガイドライン

  • アドベントカレンダー

  • (共有ドライブ代わりとして)写真フォルダとして利用

様々な企業からご参加いただいているコミュニティでは、Slack 外のサービスを使うと「⚪︎⚪︎は会社で禁止されていて…🙇」「それ、うちでは開けないんです😣」といったことが起こりがち。 canvas 等を使えば Slack 内で完結するのでとっても役立っています🙏

🎧 ハドル

  • リーダーの定例ミーティング

  • 毎週開催のゆるハドル会(フリートピックで1週間の振り返り会を開催しています)

  • 話した方が早いトピックの「いま大丈夫ですか?」の会話

👉 さらに詳しく

別の note 「#Salesforce World Tour Tokyo 運営での Slack 活用をふりかえる」では、実際の画面とともにSlack 活用(ワークフロー、canvas)について詳細に書いています💻

さいごに

@この記事が参考になった読者さま
ありがとうございます🌸  別の記事 「【 #Slack を使ったコミュニティ運営】コミュニティ活性化のために大事なこと」でも JCN での Slack の使い方を紹介しています📚

コミュニティで大事にしていることと、それをSlack でどう実装しているか?を書いています

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