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人を見下している自分

なんかいきなりすごいタイトルにしちゃったけどー笑

私だって一人の人間。ドロドロなものたくさん持ってます。笑 ここではありのままの自分を語っていきますよ!

私の中にはずーっと、人を見下すような態度をとる自分がいるんですよ。

「あ、私この人よりこういうところ優れてるわ」

とか感じると、鼻高々になってへへーんと威張っている自分。まさにプライドが高い白鳥麗子のような私。笑

そのせいで昔友達が少なくて、それで悩んでたんだけどこの白鳥麗子な私はずっと私の中に居続けて、なかなか居なくなってくれない・・・

30代後半になってある日そのことについて深く考えてみたら、小さい頃の記憶が蘇ってきたんです。私はお父さんに、いつも批判されて育てられたなあ、と。そして3人姉妹の末っ子で、姉たちと比べられることも多くて、負けず嫌いな私は常に「私のこういうところは誰にも負けない!」と無意識のうちに探していたんじゃないのかなって。

それって、サバイバル意識だったのではないかなと、今では思うのです。

私は自分のこと大好きで、ありのままの自分を受け入れているのに、周りの偏見やジャッジメントを目の当たりにするたびに自分の気持ちを疑ってしまう。だから必死になって「でも、私はこういうところ優れてるじゃん!」と抵抗していたのでしょう。

そう考えると、自分ってちょっとかわいそうだったな、と同情心が生まれてしまうんだけど笑 でも言い換えれば、自分のいいところをきちんと分かって認めてあげられる大事なスキルでもあると思います。

子どもが生まれて、できないのが当たり前なのに文句も言わずに新しいことに日々チャレンジして習得しようとする姿を見て、そんな姿勢をありのまま受け入れて、認めることで、人を見下したり、妬んだり、羨ましがったりするようなことは無くなるのではないのかな、と感じました。

今でも時々顔を出す白鳥麗子な私。でも母親になってちょっと大人になった私は温かい目で見てあげられるようになったかな?こうやって受け入れて、認めて、内側で成長するのは、きっと死ぬまで続くと考えたら、麗子を拒否して否定するんじゃなくて、受け入れて仲良くした方が楽かなーと思ったのでした。


ちなみに、こんな書き方すると白鳥麗子がビッチな女に聞こえるかもしれないけど!笑 私この漫画は大好きで若い頃よく読んでました。麗子はすごくお金持ちで高飛車なお嬢様なんだけど、一般庶民の男の子に恋をして、彼との仲を深めようと奮闘するすごく純粋で一途な女の子なんですよね。彼女も、高飛車な自分と、本当の自分のギャップに葛藤していたのではないかな?

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