見出し画像

新製品を作り、広めるために必要なこと:コアビジネスの要素を落とし込む

Written by 病院建築note@医療機器出身のゼネコン社員


1.価値仮説


こんな商品があったら生活が変わるな、とか実際に頻発している被害を回避できるシステムを作ることができれば明らかにニーズがあると思う。

どこでも音楽を聴けるウォークマンとか、地震予知システムがこれに当たるのではないか。

もしこの製品やサービスを作ればどんな顧客が飛びついてくれるか、泣いて喜んでくれるのか考えて製品のプロトタイプを作り出す。

そういった早期から製品に興味をもってくれた顧客と手を取り合いながら試行錯誤を重ねて、一緒に製品を作ることができればお互いにwin-winの関係になる。

この流れが大事だと思う。
最初の顧客を口説き落として、「一緒に製品作りをしたい」と感じる人を1人も見つけなれないような製品は作らなくてよい。

あくまで顧客側原点にあるのであり、会社が作りたいものを作っても意味はない。


2.成長仮説



顧客のニーズから作った製品をどう成長させていくのか。拡販していくのか。価値仮説には成長仮説を伴っていなければならない。

私が思うに成長仮説を作るにあたって「会社ビジョンとの一貫性」が大切だと感じている。

理由は2点ある。

①顧客にとって製品に対する説得力が増す。
製品を顧客に説明する際にこれまでの会社の方向性と合致する要素を感じた方が圧倒的に説得力があるし、分かりやすい。営業側からすると商談を進めやすい。

②他者との差別化できる
新製品が会社にとって新しい事業領域であっても、会社のビジョンと合致した要素を交えることにより、これまで蓄積したノウハウを活用することができる。そのため新しい事業領域にこれまでの経験や実績をmixすることで他社と差別化できる。

単なる知恵とは違い、これまで積み上げた年月や実績に対して他社はすぐには追いつけないため、この一貫性によるシナジーは大きな差別化ポイントになる。

--------
hospital architecture note
mail:07jp1080@gmail.com
-------
もしご不明点ありましたら、お気軽にご連絡下さい。
ご返信させて頂きます。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?