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エッセイ『きっと誰かが読んでくれる』

私が普段あんまりしない英語の話。私の英語の一番素晴らしいところは、ボキャブラリーが全くないこと。英語で小説を書いている時、類語辞典を眺めていて、20個くらいずらっと並んでいる単語の内の、1個か2個しか知らない。自分でも凄いなあ、と思う。

私の仕事は、英語さえ喋れれば、どんな馬鹿でもできるけど、英語は喋れないといけない。


そんなことより、noteも昔と違う人種の人々が入ってきたね。こないだ凄いのがあったんだけど、なんでか知らないけど、あっちから私の記事にスキをしてくれて見たんだけど、アニメ画を投稿するだけのnoteで、文字もなくて、へー、と思って中を開けてみたら、女性性器そのまんまの絵がアップっで出てきて、びっくりしたー。気持ち悪い。通報しようと思ったけど、あんまりショックだったからそれはできなかった。もう投稿者の名前も覚えていない。

トラウマになった。まだ忘れられない。

それでね、その投稿者は女の子だった。ほんとうかどうかは分からない。もし本当に女性がやっているとしたら、それは問題。だって、私が思うに、彼女はそれを可愛い、と思ったからやったわけでしょう。そういう品性の無いアニメ画が世の中に溢れている。一流出版社から出ている本でも電子書籍でも、本当に酷いのがある。

一番気持ち悪いのは、どう見ても5歳くらいにしか見えない女児が、自分の頭の10倍くらいの胸を付けているもの。あんな絵を見ないと発情できないから、本物の女性と交尾できなくて、ますます日本の人口は減っていく。

あちこちの小説投稿サイトに、そういう品性のない絵が、しかもアニメーションで出てきて、もう、ほんとうに気持ち悪い。みんなでそういうサイトはボイコットすればいいと思う。自分が書いた大切な作品は、5歳の女児が自分の頭の10倍の胸を付けてて、それがアニメーションで揺られているような小説投稿サイトには絶対出さない、と。私が日本の小説投稿サイトで出しているのは、アルファポリスだけで、しかし、あれもそろそろ危なくなってきたね。ああいう広告を出さないとやっていけないくらいの運営しかできないんだったら、商売なんて止めた方がいいと思う。

ああいう気持ちの悪い絵を可愛いと思っている若者は、大人に洗脳されているだけだから、品格というものが、どれだけ人生にとって大事なのか、学校とかで教えてやるといいと思う。本当にトラウマになった。気持ち悪かった。今度見たら、絶対通報する。


なんの話だっけ?


英語の話か。英語の授業にはそもそも全く興味がなかった。まあ、そもそも学校の勉強自体しなかった。中二までは神童と呼ばれていたけど、中二で太宰治を読んでから、ああ、学校の勉強なんてしてはいけない、と思って、教科書の下に本を隠して、いつも読んでいて、今でも可笑しいけど、数学の素敵な紳士風の先生に、「千本松、今日はなにを読んでる?」と聞かれて恥ずかしかった。

ああいう、英会話教室に通ったり、TOEICだかなんだか知らないけど、の、勉強をする人って、結局、覚えるのが好きなんだと思う。私の姉がそうで、なんでも細かいことをこつこつ覚えるのが好きだ。今でも色んな勉強をしている。こないだ聞いてみたら、最近は神社仏閣の勉強をしているらしい。なんの為になるのかは知らない。姉は、絶対一発で入れないという一流大学の物理学科に一発で入った秀才だ。私とはまるで違う。彼女はその後、京都にある有名なコンピューターの会社に、女性初のプログラマーとして採用された。同じ親から生まれてきたんだから不思議だ。

あとね、人間の脳には言葉の部分があって、その部分が優れている人は、例えば絵が描けるとか、作曲できるとか、そういう人と同じ様に、生まれ持ってその言葉の部分が優れている。私の友達に日本語を習っている人がいて、私が新しい日本語の単語を教えてあげると、彼はそれを口で言ってみて、それから頭の中で、味わって楽しんでいるように見えた。そういう人が語学の才能がある、と言うんだと思う。何ヵ国も喋れる人って凄いよね。

あ、そうそう、今思い出したけど、いつかなかなか英語の勉強は大変だよ、という話をしていたら、でも私なんて英語しか話せないんだから羨ましい、と言われた、そんなもんかも知れない。

この年になって単語帳を作って単語を覚えるとか、絶対無理。なにか凄く興味のあることをYouTubeで延々と観ていることはよくあって、そういうことをしていると、そんなつもりはなくても勉強をしている。つい最近は、ジェフリー・ダーマーという17人の男を殺して食ったというゲイの人に興味を持って、かなりの時間を費やして、YouTubeにあるものを殆ど観た。本物の裁判の中継もたくさんある。なんせ17人分だから。

そうだ、だからこの間書いた小説に、裁判のシーンが出て来たんだー。実際のあの時の裁判官が非常にユーモアのある人だった。私の小説に出てくる裁判官のモデルになった。裁判官は「自分はホラー映画が嫌いで、テレビに出てきても、自分は直ぐチャンネルを変えるけれども、この裁判ではそういうわけにはいかなかった」と、判決の時に語っていた。可愛そうに。

だからね、それだけの長さの英語のYouTubeを真剣に観られる、というのも、多少、言っていることが分かっている証拠だ。まあ、本当に難しいところは字幕を付ける。しかし、ボキャブラリーが増えているか、というのは疑問だ。

ボキャブラリーがないとどうなるかというと、人の言っていることが分からない。当然、私の知らない単語を言われると分かる筈がない。友達とか、私のことを知っている人だったら、私の分からなそうな単語とか言い回しとかは使わないから分かるけど、その友達が、他の友達と話していると、何を言っているのか分からない。

面白い事に、今の職場にも新しいスタッフが入って来るけど、みんな直ぐ私の英語に慣れるんだよね。最初は分からなくても。みんな、賢い。英語がネイティブじゃない、という人は今のところ私だけ。前にいた服屋はスペインが本社だったから、スペイン系の人が多かった。英語が上手い人もいたし、そうじゃない人もいた。

それで思い出したけど、私は特に、訛りのある英語が分からない。スペイン、オーストラリア、イングランド、と、色んな国の会社で働いたけど、やっぱり分からない。それでね、一番分からないのはアメリカのテキサス。私がホテルで働いていた時、本当に困った。他の人に聞いたら、テキサスに住んでいる人は宇宙から来たから、だそうだ。そしたら、ヤバいことに、今、私の働いている会社の本社はテキサスにある。こないだ本社から人が来て、まあ、挨拶程度だったから、大丈夫だった。

今、使っているPCがASUSっていう会社だけど、いつか壊れて、サービスセンターがバンクーバーにあって、何度も電話をしたんだけど、相手がみんなインド系の人で、何回言われても分からない。時間差と曜日差で掛けてやっと普通の英語の人に当たって、兎に角聞くことはその人に全部聞いた。でも私ほど極端な人はいないらしい。

語学の才能には、色々面白い側面があって、例えば、人の言ったことをそっくりそのまんま鸚鵡返しのできる人がいる。私はできない。そういう人はきっと、耳がいい。あと、勿論だけど、単語の意味を記憶する能力が高い、という側面もある。私にはそれは全くない。もともと英語が好きだ、という人にも何人か会ったことがある。子供の時からラジオを聞きながら英語の発音を真似ていたらしい。私には絶対有り得ない。

だから、私みたいなのがなぜ今まで英語の国で一人で食っていけたのかというと、私には文才があって、ほんとだってば、で、もし通じないことがあると、即座に違う文章を組み立てて言ってみる、それを瞬時にできるから、言っていることが通じる。普通はみんな聞くことはできるけど、話すのが苦手という人が多いらしい。でも私はいつまでも聞くのが苦手。通じるのは通じる。不思議なことに。

それでね、面白い事に、私がワーホリ時代気付いたんだけど、お客さんが二人いて、私がなにかを言うと、必ずどっちかの人が分かってくれる。今でもたまにそれは感じる。一度だけどうしても二人共分かってくれなかった、ことがあって、それは日本食屋でお客さんが、たくあん、かなんか、よく覚えてないけど、ジャパニーズピクルスだ、と言って通じなかった。ほんとに難しいから、どんな発音なのか調べてみたらいいと思う。

ここんとこよく思うのは、子音の発音ができるようになると、通じる言葉が増える。まじで。例えば、Costcoの発音だけど、まんなかに「t」が入ってるよね。それをどう発音しますか? それから子音が入っていて発音が難しいのは、Googleの「g」Twitterの最初の「T」。あと、Vodka、だけど、まんなかの子音「d」をちゃんと言わないと通じない。Volkswagen、「k」と「s」、これをどう発音するか?


みんな、Good Luck!


そうそう、最後になったけど、英語の勉強をしたいけど、なかなかモチベーションが上がらないとか、英会話教室に行っているけど上達しないだとか、必死に勉強しているけどTOEICの点数が上がらない、とか言ってるけど、それはなんでかというと、英語の必要がないからですよ。

私は死んでも日本には帰らないつもりで出て来たし、今のバイトだって、一番精神病の重い時に、マイナス25度の最低の時に、おまけにぎっくり腰になって、足を引き摺りながら、面接21回目でゲットした仕事だから、絶対死守する!



YouTube「百年経っても読まれる小説の書き方」

224、英語で小説を書こう。世界に発信しよう。きっと誰かが読んでくれる。


227、英語で小説を書く。選択の余地はない。言い訳は聞かない。


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