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チャクラとの27年 スピリチュアルな旅

チャクラ

社会人になってつまづきそうになっていたとき。その言葉が、フツーといわれる教育の世界からだけで生きてきて、教わった世界だけがあるんじゃないことを知ったきっかけ。
今でいえばスピリチュアルの入り口だった。

もう四半世紀以上前。

当時は「怪しい」の一言でしかなかった言葉。

チャクラは私が初めて学んだアロマトリートメントの真髄。そもそもその頃「癒し」と言う産業も本当にごくわずか。アロマトリートメントもスーパー銭湯で今では簡単に見かけるけれど、当時アロマトリートメントをされている方々は海外からの伝授を受け、今では第一人者として活躍されていらっしゃるように思う。

そんな中、チャクラを真髄としたアロマトリートメントは未知なるもの。私は東京から神戸に意を決して飛び込んだ世界にも関わらず、そのモノはない。

と言うのも当初は「エステ」を参考にというスタイルで、女性を美しく!と始まる予定だった。そこにも今思うと大きな意味があったんだと思う。が、エステをメインで行う予定で採用された女性が、突然男性と逃げ出したとか。後から知ったことだけれど。

丁度私がそこに飛び込み、見習い予定が急遽、主役級。しかも20代半ば。今思うと任せられないよね・・・でも引っ越しちゃったしね。

そこから師の繊細なお身体を実験台として、神経の流れに沿ったアロマトリートメントを創り上げられていくのをご一緒させてもらった。

師がこれまで学ばれた知識を元に、現場では体感と直感のみ。当初は美しい女性のため用の予定が、オリンピック選手の男女が通うお店とイッキに成長した。

チャクラが真髄ではあるけれど、チャクラに関しての師からの指導は全くのゼロ。感じ取るものだった。

今でもニッコリ笑って師の手のひらから発せられた、尋常ではないピリピリ感のすごさだけは覚えている。

本屋さんに行ってもチャクラの本などない。偶然お店のそばの古本屋さんで「チャクラ」と書かれた1冊の本を見つけた。本を読んでもさっぱりだった。そのさっぱりのよくわからなさこそ、チャクラなんだろうとずっと大事に今でも本棚の片隅にある。

が、つい最近その大切な一冊の本の中の内容に「間違い」だったと言う学者さんがいることを知った。

「チャクラ」に関しては、子育て中アニメNarutoが始まったり、じわりじわりと本が増えていくのは見ていた。

そして今では多くの本やネット情報でチャクラは解説されている。その唯一見つけられた本の中の「間違い」は、普通にメインと言っていいほどに伝えられている。

思い返せば、師はその「間違い」には触れていなかった。師にとっては関係なかったのだろう。私もその間違いの記述を覚えることすらしなかった。

その「間違い」はチャクラに関する商品の「営業」にあれば便利なものでしかなかった。

27年過ぎ、もう諦めていたけれど、最近ようやくようやく、チャクラの感覚が掴めはじめてきたように思う。
一朝一夕で掴めるものでもないのだろう。

氣を見せます!教えます!これさえあればあなたの施術に使えます!熱ーい宣伝をたまたま見たけれど、その言葉に私にとっては魅力はない。

チャクラを活性化しようとYouTube動画を彷徨ったこともあり、努力もしたが、続かなかったし限界を知った。

そもそも努力の時点で辿り着かないのだろう。
根本が違ったままの努力でどこまでできるものか!という実験はできたように思う。

チャクラや氣、これは日常の中での「幸福感」でしか始まらないものに思う。暮らしの中で、発するもの。

「それがあれば幸せが訪れるから」と、欲しくて受け取りに行くものでない。真逆で、幸福感から溢れ出るものなんだと思う。

師は難しい顔をしなかったように思う。創作の産みの苦しんでる姿を人を通して教えてもらったけれど、

べっぴんさん
ご機嫌よく…

がモットー。

今ここに幸せ

を感じることからなんだと、私がチャクラと25年以上付き合って思うこと。



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