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絵本作家の誕生 クリスマスの奇跡

Kindle本の出版ですが、無事審査も終えて市場に誕生できました。審査を祈ってくださるありがたい仲間にも感謝です。


クリスマスの奇跡

とはいえ、市場に出た姿に、ちょっと訂正したくなり、今は変更してからのレビュー待ち(審査待ち)。なんとか当初決めたクリスマス!には間に合いそうです。本来ならもう少し早くに仕上がるぞ!なんても思っていたのに、結果、クリスマスにお披露目になるのは、これもすごいなあと思います。

今回、冬至までには仕上げたい!との思いで頑張っても、私の力ではどうしようもない審査待ちで丁度クリスマス。

最近はこの摩訶不思議な流れもごく自然に受け止めてます。
とはいえ、ただ待ってはいないです。自らできることを動いて天におまかせこそがベストに導かれます。

冬至までには仕上げたい!にも理由がありました。
冬至では冬至占という自ら来年を占うことを楽しむ予定でした。その時に、
「絵本作家になりたい人として」占うのと「絵本作家として」占うの二つの立場に大きな差があると感じたからなんです。絵本はもうすぐ完成するかもしれないのに、絵本作家になりたい!と1年間を願うのはもったいない。

そう、冬至前のつい最近までは「絵本作家」ではなく、自称「絵本作家になりたい人」だったのです。

1冊めの挑戦はとっても怖くてね。誰かに届ける誰かは、自分へが精一杯でした。なので今回のクリスマスでの出版は自分へのクリスマスプレゼントでもあります。絵本もですが、絵本作家という嬉しいプレゼントを頂くことができました。

「できる」から「やる」のではない

今回絵本を制作して、私は絵本制作を「できるか」と問われれば「できない」と答えます。それは製作中も、完成した今であっても。

じゃあどうやって完成させたかといえば、作り出す前から完成された作品が既にあったように思います。

もちろん私には見えません。が、「絵本つくります宣言」をしてからみなさんが面白いようにアドバイスをしてくださるのです。こちらも、もちろん直接ではありません。みなさんが適当に私に投げかけてくださる言葉なんですが、絵本のストーリーに登場させるアイテムを置いていってくれるのです。その中には私自身に起きることも含まれます。

そのアイテムを組み合わせ調理するといった感じです。レシピ本はありません。が、何かが既にそこにあるのです。結果の美味しいか不味いかもわかりません。ただ既にあるから苦しくもあるのです。心の中にある「何かという創作物」が、それを現実のものとして表現するまでのプロセスが苦しみなのかもしれません。

そして料理をした後、お皿に乗せて「どうぞ」と価格をつけた時点で絵本作家なんです。具材という登場させるアイテムをたくさん抱えながらもその場に置いたままでは「作家になりたい人」だったのです。

「できる」から「やる」のも違って「できない」から「やらない」も違うのです。才能があるないも関係ないのです。
やるかやらないか。やり抜くかやめるか。そして今回特に感じたのは、どこでお皿に盛りつけて「どうぞ」と言い切るか。

本当はもっとすごい味を出せるのに・・・プライドなのか言い訳なのか。

それは二冊目以降にすごい味を出していこうと思います。

肩書きは自らが楽しむもの

肩書きなんて関係ない!と最近は思っていましたが、たくさんの肩書きを持っては手放しての今の私です。いわゆる「その世界」に図々しくも独学で入り込んでの肩書きばかりですが。誰かに見せる肩書きではなく、肩書きはその世界を覗き込む楽しみなのかもしれません。

最近、適職検査を行う機会がありました。面白いことに、絵本に興味を持ったことがきっかけか、元々あったのかはわかりませんが、なんと適職が「イラストレーター」の結果に驚きです。もしかすると私自身がその気になればという元々が役者気質なのかもしれませんが。それ以上に、これまで、イラストレーターさんと絵本の繋がりを、気に留めたことすらなかったので他世界にいたのだと思います。

誰の人生でもありません。私たちの人生です。なりたい人生があるなら、まずは、なっちゃいましょ。なれるのです。なる!と決め、宣言したなら、具材は溢れ出してきますし、既にあった具材にも気付けるのだと思います。




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