セキネ ミナモ

読んだ本について書くことで、自分の感じていること・思っていること・考えていることを形に…

セキネ ミナモ

読んだ本について書くことで、自分の感じていること・思っていること・考えていることを形に残したいと思っています。読んだ本の他にも旅したことについても書きます。 所属先はありますが、発表している記事とは無関係です。 she/her

最近の記事

フクシマ・セルフスタディーツアー~事故後初めてフクシマを訪れた。~④大野駅周辺を歩いてみた。

0. ③までのこと、これから書くこと 大野駅周辺を見てみたいと思い、私は浪江駅にて14時27分にいわき方面行きの常磐線に乗り、大野駅へ向かった。④では私が実際に大野駅周辺を歩いてみた感じたこと、思ったこと、考えたことについて書いていく。 1. 大野駅に到着 常磐線が大野駅に着いたので、私は降りた。降りた直後の被曝量知りたかったので、私は首もとに身につけていた個人線量計を見た。個人線量計は0.15μSv/hを表示していた。 大野駅構内に入ると、空間線量計もあった。 駅構内

    • フクシマ・セルフスタディーツアー~事故後初めてフクシマを訪れた。~③浪江駅周辺を歩いた。(後編:浪江駅周辺)

      0. 前編まで 前編ではNさんの身に余るほどの御厚意で、私は請戸小学校と大平山霊園に行くことが出来た。この時の経験は、私にとって感謝しても感謝しきれないものであった。後編では、私が浪江駅周辺を歩いて回ったことについて書いていく。 1. 浪江町役場 浪江町役場の前でNさんの自動車から降りた後、私は改めて浪江町役場を見た。 「随分立派な建物だ。」と思いながら、私は役場の傍にあった施設で昼食をとろうとした。「浪江焼きそばでも食べようかなあ。」と思っていたが、生憎どの施設も閉まっ

      • フクシマ・セルフスタディーツアー~事故後初めてフクシマを訪れた。~③浪江駅周辺を歩いた。(前編:請戸小学校及び大平山霊園)

        0. 浪江に向かう。 双葉駅周辺を歩いた日から一夜明けた10月30日の朝。前日の夜に「30日の午前中は浪江町に行って、午後は富岡町、大野駅周辺を歩いてみよう。」と思っていた私は、浪江駅に向かおうと思っていた。いわき駅に着いた時、私は個人線量計を首元に付けた。首元に付ける前、個人線量計は0.08μSv/hの数値を示していた。  原ノ町行きの常磐線が9時22分にいわき駅に着き、私は浪江駅へと向かった。 1. 浪江駅に到着 浪江駅に着くと、個人線量計は0.17μSv/hの数値を

        • フクシマ・セルフスタディーツアー~事故後初めてフクシマを訪れた。②双葉駅周辺を歩き回った。

          0. ②の目的 広野駅でタクシーを拾って、私は双葉駅に到着した。②では、双葉駅周辺を歩いて回って感じことや思ったこと、考えたことを伝えたいと私は考える。 1. 「何となく不自然な感じがする。」 双葉駅に着いた時、私はそう思った。双葉駅に向かう前のいわき駅周辺も静かだったけれど、双葉駅周辺はそれとは違う静けさだった。私は「駅周辺はキレイに整備されているけれど、人の気配を感じられないな。」と思った。双葉駅近くには、私の他に、どこかの大学の学生さん達か、あるいは何らかのグループの

        フクシマ・セルフスタディーツアー~事故後初めてフクシマを訪れた。~④大野駅周辺を歩いてみた。

        • フクシマ・セルフスタディーツアー~事故後初めてフクシマを訪れた。~③浪江駅周辺を歩いた。(後編:浪江駅周辺)

        • フクシマ・セルフスタディーツアー~事故後初めてフクシマを訪れた。~③浪江駅周辺を歩いた。(前編:請戸小学校及び大平山霊園)

        • フクシマ・セルフスタディーツアー~事故後初めてフクシマを訪れた。②双葉駅周辺を歩き回った。

          フクシマ・セルフスタディーツアー~事故後初めてフクシマを訪れた。~①いわき駅から双葉駅へ向かう。

          0. 報告 去る2022年10月29日及び30日、私は1泊2日で福島第一原発事故の被害地へ訪れた。主に訪れた被害地は、双葉駅周辺、浪江駅周辺、大野駅周辺である。宿泊先はいわき駅近くのホテルである。宿泊先をいわき駅近くのホテルにしたのは、駅の近くにコインロッカーがある等利便性が高いと思ったからである。 1. キッカケ 事故から11年と8ヶ月過ぎた頃に、私が福島第一原発事故の被害地へ訪れようと思ったキッカケは、フリージャーナリストである烏賀陽弘道氏(以下、烏賀陽氏)のYoutu

          フクシマ・セルフスタディーツアー~事故後初めてフクシマを訪れた。~①いわき駅から双葉駅へ向かう。

          感想「叛逆少女」

          1. 読書のきっかけ いつもお世話になっている「悠人書院」さんのオーナーである福岡さんの初著作。福岡さんが初著作を出版するための寄付を募っていた時に、私も寄付させていただいた。その寄付のお礼として、福岡さんが初著作である「叛逆少女」を送ってくださった。  この本を読むまで、私は金子文子がどんな人物なのかほとんど知らなかった。(福岡さんからの情報で、「金子文子と朴烈」という映画をAmazon Primeで観てみたけれど、冒頭の10分しか観ていない。福岡さん、すみません。)福岡さ

          感想「叛逆少女」

          facebookでも書いた。齋藤美奈子さん著「紅一点論」を読んだ感想

          Amazonで書籍巡りをしていたら、目についた表紙。 著者名を見たら、斎藤美奈子さん。 彼女の著作は「妊娠小説」が有名みたいだけれど、小さい頃からアニメや特撮ヒーローに慣れ親しんでいる自分としては、こちらの方が気になって読んだ。 いやあ、読んで良かった。 「紅一点」という言葉の由来を知ることができて学びになった。 (「紅一点」は、正確には「萬緑叢中紅一点」。北宋時代の政治家及び詩人であった王安石の詩の一節とのこと。もともとは「凡夫の中に俊才ひとり」の意味だった。) この本が刊

          facebookでも書いた。齋藤美奈子さん著「紅一点論」を読んだ感想

          初めまして。

          MiNaMoです。 ずっと閲覧にしか利用していなかったnoteを自分でも書いてみようと思います。 書く内容のテーマは、読んだ本の書評(感想含む)です。 初めのうちは、書評というより感想程度の文章になってしまうかもしれないけれど、御海容いただけたらと思います。 それでは。

          初めまして。