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自己紹介ついでに最近思うこと

最初のエントリーで、これまでのことを自己紹介がてら書きましたが、ついでに最近思っていることも少々(良ければお付き合いください)

あ、引き続き京都移住計画の田村が、つらつらと書いていきます。

2014年に“地方創生”という言葉が生まれ、移住というテーマのイベントやメディアなどは雨後の筍のように増え、ビジネスとして移住促進を行う企業も沢山増えてきました。

さらに、この数年で浸透してきたシェアアリングエコノミーの発展や働き方改革の文脈などによって、移住や定住ではなく二拠点や他拠点といった暮らし方の選択肢を提供してくれるサービスもリリースされたりしています。

色んなプレイヤーが参入し、地方への選択肢が増えること自体は、利用する側としては良いことだと感じていますが、その一方で感じている違和感や疑問は、その市場自体ははたして広がっているのか?ということです。

つまり利用する人たちが増えているのか?知られているのか?というと、ごくごく一部の人たちだけなんだろうな...という感覚(焦りでもなく諦めでもなく、何とも言えない)が、ぼんやりとありました。

先日、その感覚に非常に近しい記事を見つけたのですが、大変共感する内容でした。

地方とか全く興味がないぜ

というのが多くの人の本音であり、届いていない感覚の正体の一つだと思い思いますが、地方に興味や関心があっても、目の前のすべきことややらなければならないこと(仕事や生活)の方が優先順位が高く、結果として行動できていない人が沢山いると感じています(思い当たる方は、以下も是非読んでください)

地方(暮らし)に興味はあるけれど、急いではない。

そう、急ぎではないのです。

転職や結婚、子育てや親の介護などのライフステージの変化や外的な要因によってもたらされない限りは、急ぐ必然性はなく、日々の延長線上に未来を描いてしまっているのではないでしょうか。

その結果、ずるずると先延ばしのまま人生を終えていくことになります。


上の図は、京都移住計画で実施したプログラム説明の際の図ですが、わりとリアルな声をもとに作りました。

このようにならない為の一つの方法が、移住や転職などについて考える仲間をつくることです。

一人でいる限り、優先順位が高くなることは、なかなかありませんが、半強制的にでもそういったテーマに身をおいてみることで、考えたり行動せざるをえないような環境によって、優先順位を高く維持できる効果があります。

移住は、わりとプライベートなテーマなので一人で考えがちですが、それらを一緒に考える仲間と出会いながら、情報収集やアクションを起こしていくような状態を作ってみてください。

作り方のイメージが分からないという方は是非、各地の移住計画のイベントなどに足を運んでもらえると何かヒントがつかめるかもしれません。

ちなみに、直近では茨城移住計画のイベントが都内で開催予定ですので、興味ある方は是非お越し下さい。






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