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生きたい場所で生きる人の旗印へ

こんにちは。みんなの移住計画です。

WEBサイトができたこともあり、移住計画って何?という方の為に自己紹介や活動紹介などを、ゆるやかに発信していく為にnoteを始めまます。

書き手は、京都移住計画の田村がお届けします。

2011年に京都から始まった民間主導の移住応援プロジェクトで、全国20地域に活動が広がっています(※2019年2月現在)

移住の取り組みと聞くと市町村の自治体イメージを持たれている方が今は多いかと思いますが、このプロジェクトは、「東京から地元である京都にいつかは帰りたい」という僕の想いからはじまりました。

「いつかは地元に帰りたい」

東京で暮らす人たちの中で、そんな思いを持たれたことのある人は、少なくないはず。けれども、その心の声を形にする仕組みが、今ほど十分にありませんでした。

そんな折、特に東京で暮らす人たちにとって、「どこで生きるか?」を問われる出来事が突然訪れます。

東日本大震災。

当時、東京はじめ首都圏で暮らす人達の全てではないにせよ、

「本当の豊かさや幸せは?」

「本当に大切にしたいことは?」

といった自分の生き方や働き方を見つめ直すには十分なインパクトがあり、これを機に地方へ自分の仕事や暮らしをシフトしていくうねりは始まったように感じています。

いつかは地元に帰りたいという願いは、

「いつまで東京で暮らすの?」

という問いへと変わり、色んな人に投げかけていた記憶があります。

けれども、そのいつかを言語化できる人は少なく、東京での暮らしに多少の違和感や我慢があっても、それなりに充実していたり満足している状況を捨ててまで人が動く理由はないのだろうな...と残念な気持ちと共に、東京の引力の強さを感じました。

その引力に自分が巻き取られてしまわないようにする為にも、いつかの為に今からできることをという行動指針を持って、地元に帰る為に必要な情報(コミュニティや仕事や住まい)を、東京で暮らす仲間たちとシェアするコミュニティが必要と考え、移住計画はスタートします。

そんな自分ごとから始まったプロジェクトに共感してくれた人たちが、「自分の地域でもやりたい」と、みんなごとへと広がっていきました。

各地のやり方や組織のかたちもそれぞれ違うけれども、それぞれの地域がゆるやかにつながり合うことで、星座をつくりたいと考えています。

星空の一つの星をみつけるのは難しいですが、線としてつなぎ面になることで、より多くの人たちにみつけてもらい、目指してもらえたりするもの。

そんな存在として、みんなの移住計画はあるかなあと、拙い自己紹介なので詳しくは、greenzさんの記事に委ねます。

みんなの移住ドラフト会議

2017年、各地の移住計画で初となる合宿を福岡県糸島にて行い、それぞれの想いやお互いのビジョンなどを共有し、ゆるやかな連携がはじまりました。

同年11月に合同イベントとして「みんなの移住ドラフト会議」を開催。

移住ドラフト会議は、鹿児島からはじまった取り組みですが、全国版でやってみたい!という声から各地が一緒に祭りのように集まり、人と地域のこれまでになかった出会い方をつくることができました。

そして、2019年。

「地域側が移住検討者を指名する」というドラフト会議の仕組みを残しながらも、逆参勤交代という新たなコンセプトにのせて壮大なパロディ型移住イベントとして開催することになりました。

前回の移住ドラフト会議のレポートを読んでもらって、楽しそうだなあと思った方は、移住はさておき、是非とも地方へ参勤しに来て下さい。

facebookイベントページにて情報は随時更新していきますので、興味ある方はフォロー下さい。

きっと新たなた生き方や暮らし方の可能性が開けると思います!

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