人間は卵からけるのか？と書くと普通の感覚ですと、【え？私、そもそも卵の中に入ってないよ？】と思うハズです。
これが一般的な集合意識の感覚だと思いますが、一般的な集合意識の考え方や感覚が正しいのか？という視点で検証した場合はかなり当てにならないことは明白です。

そして【自分は間違いなく卵の殻の中におさまっている】と氣が付いている人は間違いなく卵の殻をかち割って本当の宇宙に旅立っていくことでしょう。卵の殻を内側からぶち破ろうとする力と卵の殻を外側からぶち破ろうとする力が同時に働くと思われることから、卵の殻をかち割ろうとしている人ってのは得体の知れない力が加勢してくれることを意味しています。

人間を格納しているこの卵ってのはなかなか巧妙でボッーと過ごしているとそれを卵の殻のようなものと認識しづらくなっていて。一度、その巧妙なトリックに氣が付くと、まあ卵の殻だったなーと解るわけなんですが、これが日常で自分の意見を出さずに他人の意見、テレビの意見ばかり同調している状態だと卵の殻が存在していることが解らないことになります。

そういう視点で捉えてみると人間ってのはこの見えない卵の殻を打ち破ったときに初めて【自己を確立する】と言えるのかもしれません。ではそれまで一体何であるのか？という話になるとありとあらゆるものを他人からCOPYして成り立っている自我と言うことが出来て、先ほどの自己を確立した状態とはまた異なるもので多くの人が日常で自分のことを【私】と認識しているその私がそのCOPY自我に該当します。

そして卵の殻から出たら、もはや旧来の人類とは当然、見た目は対して変わらなくとも異なる人間と言っていいのだと思いますが、その後は色々と登っていくべきSTEPは沢山あります。
そもそも新しい社会や世界を構築していくという仕事がありますから。

クリスタル・フラーレン