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飲食店未来学7:高価格メニューに置きかえて値上げ効果を出す5つの方法

🍈1:見た目を「豪華にする」ことで、
  「高価格」をいただける商品をつくる

  ひとつひとつの食材が、レギュラーサイズ以上であることが
ポイントです。
寝かせた盛付けから、立てる盛付けに変わっていることもポイントです。

途中でヘたらないように、パリッとした固めの天ぷら、またはパン粉揚げ
にします。



🍈2:高価格でも当たり前という「高級食材
  を使う」ことで価格抵抗感をなくす


 ただし、写真のように、盛付けの巧みさは不可欠です。
ビジュアルな景色に、「食べたいと感じさせる工夫」がなければ、
売れません。


🍈3:メイン食材を大きくする

  飲食店のメニューには、料理毎に暗黙の標準のポーション(グラム数)があります。
 今後は、この暗黙のポーションをかなぐり捨てて、「自由に」
自分の売りたいポーションで、料理を企画してみませんか?

🍉4:「大盛りにする」ことで、価格が高く
  ても当たり前の景色にする

  大盛りは男性好みの商品と決めつける時代ではありません。
男性も食べるし、女性も食べます。
  ただし、食事マナーを守らない人達がいる商圏では、
「お1人様1名ごとに食事メニューをご注文下さい」と張り紙をしておかないと、親子2~3人で、大盛り1つ注文して後は水だけもあります。
(私の街の大盛りうどん店で、たまにこういう親子の方がいました)


ジャンボトンカツが2枚 景色は確かに圧巻です

🍉5:どこよりも鮮度を重視して、商品価値
  を上げたイメージで高価格で売る

  この写真のお店とは無関係です。参考写真としてお借りしました。

 どこよりも鮮度が良い食材を提供しているということは、
今後はますます、
「高価格で売れる」
「予約しないと食べられない」
「数量限定」
    になる商品群と思います。



 自店の既存品を、何の手も加えずに「値上げ」しても、その商品が
売れなければ効果はありません。

その値上げの効果を出すためには、

商品の置き換え値上効果を出せば
目的を遂げられる

ということになります。

飲食業の世界ってとても面白いでしょ。
私はこの魅力に取りつかれても45年になります。

足で踏まれても元気に天に向かって伸びるのが本来の
飲食業と今でも信じています。

今できること、ちょっとだけがんばろう!

(了)




飲食コンサルタント業30年の経験を通じてお知らせしたいこと、感じたこと、知っていること、専門的なことを投稿しています。 ご覧になった方のヒントになったり、少しでも元気を感じて今日一日幸せに過ごせたらいいなと思います!よろしければサポート・サークル参加よろしくお願いします