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食べ塾:3か月でプロになれるミニ飲食店6業態をご紹介!

今どきの開業おすすめ飲食業態の一つにミニ店舗=屋台的な規模が
あります。

●小規模店舗  2坪~5坪以内の屋台風な造りと規模
●家賃     5万円以下
●経営     ワンオペ(1人経営)
         ピーク時2~3時間はアルバイト1名のみ雇用する。
         経営者の取り分を多くするため、人件費は10万円以下。 
●売上構成   店売主体・テイクアウト・近隣へのホームデリバリー
●出店コスト  50万円~100万円 基本はDIYで中古品で作る
  
  お金をかけずに、経営者の生活費を稼ぎ取る基本条件をこのようにしたらいかがでしょうか。随分ケチケチ出店ですが、リスクが最小限度です。

いずれの飲食業態も<メリット>は、
自宅や店舗内で仕込みができる。
●調理作業がシンプルで負担が少ない。
●少数のメニューアイテムでよく、専門店化しやすい方法
●多くの機材を必要としない
●基本は1人でできる店舗
●短時間集中売上業態
(売上時間が限られるが、効率的に集中できる)
 などのメリットがあります。
*イベントの出店に向いている業態もあります。


1,焼鳥屋台


  スーパーの店頭などでよく見かける焼鳥のスポット屋台業者さんは、
1日1回3時間程度(16時~18時30分又は19時)の出店時間で、平均3万円
以上を売り上げています。
(*ただし店側に売り上げの15%を店頭使用料で支払う例が多い)

●10種類~12種類くらいの焼鳥ネタを自宅などで仕込みして準備します。
●味付けの基本は塩とたれですが、こだわればもっと差別化できます。
●ガスの焼鳥器又は炭火のコンロで加熱します。
●若いお客様用には、マヨ・柚子こしょう・ワサビ・塩レモンなどの
 トッピングで変化を演出します。(その分1本単価が高くなる)
●長さ60cmの焼鳥台でおよそ18本くらい一度に焼けます。
 見た目の演出的にもカウンター台に焼き台を2台置いて、
予備焼き」したネタを「仕上げ焼き」して渡す方法で売ります。

 *ロスを出さないためには、曜日、天候(特に雨天の動向)、その日の
  お客の流れの状況で予備焼の本数を調整する。

<収益性>
原価率(利益率)
 串1本の食材原価率は20%~25%くらい。(鶏肉中心の時)
串や塩・たれ・トッピング、ガス代を含んでトータルで35%~45%と
見ればよいと思います。利益率は65%~55%。

売上歩合家賃
 スーパーなどの軒先を借りて営業する場合は、平均で15%程度の売上歩合家賃を払う。(店により0%~25%まである)

売上高
 月に20日間~25日間夕方中心に働いて、月間50万円~60万円の売上を確保することができれば、原価率が45%であっても、粗利益(経費込み利益)が
27.5万円~33万円手に入ることになります。
 イベント出店や湯薬販売が加われば、もっと多くの売上高になります。
その場合は、本数が増えるため、串打ち作業の人件費が別途かかるように
なります。


2,おにぎりショップ

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