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飲食店の困った!を解決相談所大分7:カラフルパウダーを商売繁盛に活かそう

  私は時々、麺鉢にそば粉や小麦粉を入れ、下記のリストのような食材の粉末(既製品・自家製品)を使ってオリジナルの麺を楽しんでいます。

■メリット

きれいな色がつくので映えます!
●食材の風味が味わえます!
●健康食品、美容食品として体にプラス!
●オリジナルです!
●価格は自由です!他店と競合しません!

■着色例

スクリーンショット (422)

  どうでしょうか?
これは、全国で売られている「練り込め麺」の画像ですが、
実は食材で粉に着色することはあまり普及していません。
まだ、着目されていない面もあります。

私はカラー粘土と同じくらいにポピュラーと思っています。

<デメリット>
コストがかかる
 
粉末ですし、少量ですから通常の食材ほどはかかりません
●手間がかかる
 はい、加える分だけです
●食材を粉末にして、場合によりふるいにかける必要がある
  (自家製で作る時、固いものを除くため)
 *野菜の粉末等は全国どこでもネットで買えます。
使う食材ごとに使う分量などノウハウが違う
 
分量が異なる、混ぜ方やこね方に工夫がいる

まああってもこのくらいです。
楽しみながら話題性のある繁盛店づくりをしましょう

■食材リストの一例(これでもほんの一部)

野菜と色合い

■これを使った飲食商売を考えてみました!

1、パン教室・ベーカリーショップ

 メロン色のメロンパン、真っ赤なチョココルネ、オレンジ色のコッペパンなど遊び心満載のアイデア商品が誕生すると思います。

使用する粉も、小麦粉、全粒粉、そば粉、米粉、トウモロコシ粉など
なんでも使えます。
それらの粉同士のブレンド粉も検討してみてください。

自分のお店オリジナルの食感の配合を作りましょう。

2,うどん店・そば店・ラーメン店

 むかし、子供の頃に、冷や麦やソーメンにカラーの麺が入っていて、
白い麺より数倍も赤や黄色の麺を取り合っていました。

ぜんぶ過去の麺になるよりも、お飾りで入る方がおしゃれですね。
手づくり麺の証として数本混ぜるだけでいいのです。

3,お好み焼き店・たこ焼き店

 全部がカラフルな商品のみになったお店はすぐに消滅しました。
やはり、取り入れる限度があります。
多くて30%くらいまでではないでしょうか?

新メニューとか、期間限定メニューに利用することは、特に有効
思います。

赤いタコ焼き、オレンジのたこ焼きなら、30%~50%増しでも
売れそうですね。

4,ピザ店

 健康、美容などの体に良いピザ。ピザソースで色付けすると共に、
オリジナル生地もオプションメニューで選べたらうれしいですね。

特に、ピザ店には、赤唐辛子のパウダー入りをお勧めです。
鮮やかなオレンジ色で、ピリ辛味のインパクトもあります。

5,ナン・チヂミ・タコス

 ここら辺もオーナーの感性で取り込みが可能と思います。
完全に混ぜるやり方とまだらにしてオリジナル感と基本の白生地を
対比させる2つの方法があります。

■導入のポイント

1,色合いで他店と差別化する
  
自店の客層(性別・年齢層)が好む色を選ぶ
  色合いが持つカラーの持ち味を生かす

2,混入する食材が持つ良さで選ぶ
  
美容、健康に良い 栄養分の補給など

3,客単価を高くできる武器にする
  小さなコストアップでより利益率の高い価格アップが可能

4,味と香りを楽しむ
  粉だけで作る、または、粉と粉より大きい超みじん切りしたものと両方
  を加えることで可能

大分県では一度お好み焼きでできて廃業したかもしれません

福岡県では、粕屋郡に練り込みうどんのお店が1店舗ありました

私も一時期は、オーダー制の練り込みうどん店を
開業する案を作ったことがあります
5分で麺を仕上げて茹でて提供するお店です


お店の活性化を促進する時期になってきました。
明日の繁盛のために一工夫してみましょう!

(了)

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