12.戦国最後の戦いの舞台裏
前回は、義昭上洛を機会に、信長がグイグイ近江に手を入れてきて、それに光秀と多賀がどう関係していたかを中心にお話しました。
1. 戦国時代、最後の「観音寺城の戦い」
すっかり、説明を忘れていましたが、そもそも、義昭を連れての信長の上洛というのは、既に将軍が決まってたのに、ムリクリに突っ込んだという話になります。どっちみち、三好三人衆であろが、信長であろうが、将軍はお飾りのつもりだったのですよね。
1568年(永禄11年)2月8日
足利義輝を暗殺した三好三人衆が、義輝・義昭