72. 天宇受売(アメノウズメ)命様

https://note.com/3ayako/n/n438b5ed22d96

こんにちは
「1.初めまして」の記事を
必ず読んで同意の上で次にお進み下さい
↑の「1.初めまして」に記事一覧あります

72.天宇受売(アメノウズメ)命様

皆様はアメノウズメ様をご存知ですか?

古事記や日本書紀をご存知の方だときっと
裸踊りの巫女神という認識ですよね

古事記や日本書紀を知らない方に
少しだけ簡易説明をします

「簡易説明」
伊邪那岐命様が黄泉の国からお帰りになり
黄泉の穢れを落として神産みをされて生まれた三貴子

天照大神様、月読命様、須佐之男命様に
それぞれ天、夜、海原を治めるよう使命が下された

しかしその使命を果たす事無く過ごしていた
須佐之男命様は高天原を去ることになり
姉上である天照大神様にご挨拶に行ったら
須佐之男命様が高天原を奪いに来たのではないかという誤解が生まれその真意を確かめる為に
誓約(うけい)という儀式をした
それにより誤解だと証明した須佐之男命様は
高天原で喜び暴れてその結果死者まで出す事態となり
責任を感じた天照大神様は天岩山に身を隠された

太陽の化身である天照大神様が失われた事により
世界の全てが闇に包まれた

光を失った世界では疫病や厄災に見舞われた
それを憂いた八百万の神々様は天照大神様に
天岩屋から出てきてもらう為に一芝居打つことに
天岩屋の前で鳥を鳴し祝詞を宣り舞う
舞い始めた巫女神様のアメノウズメ様が
神がかりとなり半裸で踊り狂うと
その場にいた神々様は声をあげて笑い
その声に誘われて天照大神様が天岩屋から
顔を出した所を引き出し世の中に光を取り戻す

これが天岩屋神話と呼ばれる物語です
(とても簡易的で細かい表現の違いあり)

アメノウズメ様はどの本も半裸(乳房を露にした状態)
で踊り狂っていると表記されています

私には守護して下さる神様が数柱居られて
そのご縁でアメノウズメ様にお会いしています
この方はその様に踊り狂ったりされない
寧ろ真逆の品行方正で凛とした女神でした
とても心優しく少しお茶目な可愛らしい方です

ご本人に天岩屋での踊りについて尋ねると
控えめに「違います」とだけお応え下さいました

お会いしてお話した印象とお応えから考え
古事記や日本書紀は神話を面白おかしく
一般の人が身近に感じるように脚色されたもの
という説が濃厚なのではないかと思います

※古事記や日本書紀を否定したり
研究された事を批判している訳ではありません

一般論ではなくて個人の意見となります

神様は話せない事がとても多く
なんでも聞ける訳ではありません
そして私達が知る事はごく一部でしかなくて
脚色されていても氣付ける事が無いのです

72.天宇受売(アメノウズメ)命様