三個・ボビン

日々の仕事の中で思うこと。マーケター。

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最近の記事

自分を基準にして誰かに求めるな、当たるな

「うっ」と感じたポストがありました。 自分のことを見透かされたような感覚です。 「自分はこれだけやっているけど、それに比べたらあなたはどうなの?」という目線。これは家庭でも職場でも起こりがちな話だと思います。 私はこれだけ家事をしてるのに、あなたはしてくれない。私はこれだけ仕事をしてるけど、君はしてない。こういう食い違いが以前起きました。 どちらの主張も自分が自分がになっていて、相手に寄り添った考え方ではありません。そもそも比べる必要がないことなのに、優位性を確認した

    • 検討すべき(したい)点を、事前に確認する

      少しぼやかして書きますが、「どの銀行を使ったら利益を多く残せるのか」みたいな話がありました。 その際に自分がたたき台を作ってMTGを実施。どの銀行だったら手数料が安い、どの銀行だったらセキュリティ対策がしっかりしているなどの情報を集めて、みんなで検討できるようにしたたたき台。 そのたたき台は1分しか使われませんでした。 「この情報を見たらここ一択だね。みんな大丈夫そう?何か意見ある」 「ないです」 〜会議終了〜 制作時間1時間。寿命1分の短い人生でした。 何かを

      • SEO記事作成における網羅性の本質

        SEO対策された記事を書くのに「網羅性」が重要と言われています。確かにその通りです。網羅性は大事。 ただ、単なる情報の寄せ集めを網羅性と捉えると勿体ないです。網羅性の本質は、“ユーザーが知りたがる情報”が満遍なく書かれていることです。 例えば以前私は格安スマホを比較したうえでどのキャリアにするか決めたいと考えていました。 求めていた情報は以下の通り。 地下鉄で電波が入るか 月額料金 最初に検索した時に知りたかった情報はこの2つくらいです。私は楽天モバイルを使ってい

        • ほかの人と一緒に業務をする時に大事なこと

          ゴールを設定する。 前提を合わせる。何度でも。 相手の事情に配慮する。しかし特別扱いはしない。 自分の提案にこだわらない。こだわるのはゴールをいかに達成するかのみ。 意見を否定しない。議論をする。 あらかじめ何について話したいのかを整理しておく 言語化して伝える。自分の頭の中で論理が通っていても、ほかの人には分からないことが往々にしてある。 相手を無理やり動かそうとしない。相手に自ら動いてもらうには何をお願いすればいいかを考え抜く。 反発を怖がらない。貴重な意

        自分を基準にして誰かに求めるな、当たるな

          目的の無い“空質問”はやめよう

          クライアントとミーティングしている時に、次の言葉を使っている人は注意しておいた方がいいかもしれない。 ちなみに ところで 差し支えなければ これらの言葉は目的意識がない時に、場繋ぎ的に使いがちなフレーズだからです。たとえば以下のように。 Aさん「本日はMTGありがとうございました。ちなみになんですけど、御社ってこういう事業領域にも興味はおありですか?」 クライアント「そうですね。今後の展開次第では、その事業領域に進むことは有り得るかと思います。なにかサービスがある

          目的の無い“空質問”はやめよう

          自分でコントロール出来る仕事をやり切ったあとは自然の流れに任せる

          自分ではコントロールできない仕事に意識を持っていかれて時間を無駄にすることがある。 例えば先方からメールをもらいたいけど、相手がなかなかメールを返してくれないとき。相手がどんな事情を抱えているかは把握しようがないなら、こっちでコントロール出来る仕事をやりきることに思考を変える。 リマインドのメールを送る。電話する。タスクを切る。他の人伝いに連絡を取る。内容を簡潔にして改めて伝え直す。このような自分でもできる行動を取ったあとは、もうその仕事のことは頭から追い出す。現時点でや

          自分でコントロール出来る仕事をやり切ったあとは自然の流れに任せる

          会社の自席で飯を食う是非を問う

          飯とは主に臭いを周囲に解き放つものとする。弁当やカップ麺、惣菜パンなどを指す。 今回の議論において、お菓子は飯とみなさない。 私は会社の自席で飯を食うのは反対だ。ハッキリ言って気が散る。腹が減る。仕事に集中できなくなる。もう理由はこれだけ。「こっちが仕事してる時に余計な情報入れてくるなよ」だ。 オフィスが狭くてどうしても自席でしか食うしかないという環境であれば「それは自席で食うしかないよね」となるのだけど、飯を食うための共用スペースがあるのに自席で飯を食うのはなぜなのか

          会社の自席で飯を食う是非を問う

          とにもかくにも文字起こし

          まずは文字起こしだ。頭の中で考えない。とにかく文字に起こしてみる。 会議の議事録。タスクの整理。自分の悩みや不安。将来なりたい姿。メールの下書き。契約書。関係者への根回し。業務の手順。マニュアル。経理への申請。締め作業の進め方。周りとのコミュニケーション。モヤっとしたこと嬉しかったことエトセトラ。 頭に思い浮かぶことを片っ端から書いていく。書いておかないと次から次へと忘れてしまうからだ。体裁にはこだわらない。どうせ自分しか見ない。 思考を次から次へと文字起こしする。いつ

          とにもかくにも文字起こし

          仕事への取り組み方を(結果的に)変えてくれた1冊

          私は大石哲之さんの「コンサルタントの読書術 確実に成果につながる戦略的読書のススメ」を読んで、仕事への取り組み方が変わった。 具体的には、自分の業務における課題を解決するための本を読み漁るようになった。その結果、仕事が効率よく進むようになり、成果を出せるようになった。 「なんだ、読書術の本か」と思った方、少し待って欲しい。この本は、仕事で成果を出すための読書術という意味で非常に秀でているのだ。 特にビジネス系インフルエンサーや有名な経営者が勧める本をよく読んでいる人にお

          仕事への取り組み方を(結果的に)変えてくれた1冊

          仕事に責任を負う覚悟はあるか?

          ある。と即答できる人はとても強い人だと思う。 ただ多くの一般社員にとっては「仕事に責任を負う」と言っても、責任を負えるだけの権限がない事が多い。 例えば仕事でミスをして損害を出した時、ミスをした人に巨額の資金を補填させるか?それはしない。仕事の責任を負うのは会社である。だから会社として損害賠償を行う。 では、個人が言う「仕事の責任を取る」はどう考えればいいのだろうか。 自分は仕事の責任を取るとは言わない。‘’絶対に”という言葉も使わない。安易な口約束になってしまうから

          仕事に責任を負う覚悟はあるか?

          目標を下降修正するのは金と自己保身のため。

          月半ばになって自分の売上目標を急に下降修正した人がいた。 「その売上目標は上長と一緒に、3ヶ月くらい前から決めていたはずでは?」 と思った。月の途中まで仕事をしてみて、売上目標を達成できないと考えたらしい。なるほど。分からない。目標をコロコロ変えるんだったら、そんな目標立てる意味がないんじゃないか。というか、その目標数値はチームで一緒に働いている私にも影響があるのですが、その点は考慮に入れているんでしょうか。 もちろん外部要因によって見込んでいた売上と異なる数字が出るこ

          目標を下降修正するのは金と自己保身のため。

          業務マニュアルを作らないと本格的にヤバそう

          前に「業務マニュアルを作る意義」という記事を書いた。自分が目的を理解しないまま業務を行なってミスをしたので、再発を防ぐためにマニュアルに落とし込んだという内容である。 自分の業務については対応完了したんだけど、周りの声を聞いてるともっとヤバいことになってることを認識した。 なんせ聞こえてくる声が「あの情報ってどこに書いてあるんだっけ」「そのやり方はあの人しか知らないよ」「ここは何をしたらいいの?」と全然情報が共有されていないのだ。 この状況はマズイんじゃないか。思い返し

          業務マニュアルを作らないと本格的にヤバそう

          SEO記事における分かりやすさとは

          たまには本業のことも書いてみます。 検索結果から集客をするWebサイト、いわゆるSEOサイト運営しています。 昨今はGoogleがご乱心という風潮が強く、いわく「強ドメインじゃないと勝てない」「いや、そんなことはない。記事のクオリティを上げれば勝てる」「やっぱり被リンクっしょ」「サブディレ寄生型でまだまだいける」など様々な言説があります。 自分は基本的に記事のクオリティ重視。いわゆるコンテンツマーケティング派です。表向きには「ユーザーニーズを解決するため」と言っておきますが

          SEO記事における分かりやすさとは

          集中しなくてもいいから、とにかく仕事を終わらせる大切さ

          集中できない日はある。これは仕方がない。やってる業務が嫌なのか、周りがうるさいのかプライベートな問題なのかと色々あるだろうけど、とにもかくにも集中できない日というのは存在する。 「集中力を高めるぞ!」と思っても、それを潜在意識の中で脳が拒否してるのでぜんぜん捗らない。よくある対処法としてとりあえず手を付けてみるってのもやってみたけどイマイチ進みがよくない。作業場所を変えたり、少し休憩を取ったりもしたけど変わりなし。 そうして決意したのは「集中しないでいいからもうダラダラや

          集中しなくてもいいから、とにかく仕事を終わらせる大切さ

          マルチタスクは無理。諦めてシングルタスクに直してる。

          マルチタスクは「電話しながらメール対応をする」「後輩の話を聞きながら稟議をチェックする」みたいに同時に複数の処理を行うことを指す言葉だ。元々はコンピューター用語からきている。 30年くらい生きてきたけど、人間にマルチタスクは無理だよ。あれはコンピューター、機械だから出来るのであって人間は同時に複数のことを処理するなんて無理。少なくとも自分にはできない。 なんでマルチタスクができないかと言うと集中できないから。なんとかアウトプットを出したとしてもその成果は微妙になるし、なん

          マルチタスクは無理。諦めてシングルタスクに直してる。

          主観&バイアスとかいうラスボス

          まぁ認知バイアスのことなんだけど。話していると「主観!」「偏見!」と咄嗟に思い浮かんだので、ここでは主観&バイアスとさせて欲しい。 自分がいない間に営業から提案があったらしく、その話を先輩に伺った。「新しく案件を導入しないか?」という打診で利益に直結する話だった。 しかし先輩はすでにその話を断ったらしい。 先輩「俺はこの案件はよくないと思うから話は断っておいたよ。」 私「そうなんですね。ちなみに先輩はなんでよくないと思ったんですか?」 先輩「自分が見ててよくない案件

          主観&バイアスとかいうラスボス