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満月の色

こんにちは!
カラー心理カウンセラーの加藤 乃理子です。
  
今夜は満月🌝
4月の満月はピンクムーンと呼ぶそうです。
実際にピンク色に見えるわけではありませんが…😅

せっかくですので、満月と色について綴りたいと思います。


みなさんは、満月の色をイメージした時、
何色を思い浮かべますか?

地球から見上げる満月の色は、
黄色?オレンジ色?山吹色?
赤っぽく見えたり、ピンクっぽく見えたり..
青白かったり..

このように、季節や満月の位置によって、
見える色が変わってくるのでしょうね。

宇宙からは灰褐色に見えるそうですよ。
この色が見えるのは、宇宙飛行士の特権かな?
ちょっと憧れますね。


では、紙に満月を描いてみると、何色で描きますか?

多くの方がイエローで描きますよね。
私もそうです。特に藍色の画用紙にまんまるの
お月様を描くのが好きです。

しかし、カラーカウンセリングでイエローの話が出た時、当然、満月や月をイメージされるかと思いきや、意外と少ないんです。

太陽や光、黄色い食べ物など..イエローを単体で
イメージする方が多いんですよ。

では、黄色い満月をイメージされる方はと言うと..
最初に夜空や宇宙..つまり、藍色、黒あたりがイメージとして上がってきます。黄色い満月が先ではないんですね。

暗い空をイメージした後に、黄色い満月が登場するというわけです。
そして、月明かりで照らされて見える所に、何かしらの思いを馳せていらっしゃるようです。

同じイエローの太陽と満月..
その違いは何でしょう。

太陽は自ら光を発します。つまり、能動的。
対して、満月は太陽の光が反射することで、光を放つことができます。受動的、となります。
陰と陽の関係ですね。

太陽は光が強すぎて直視できない。
しかし、満月なら、ずっと見つめていられる。


黄色い満月をイメージされるクライアントさんは、人から少し距離を置き、ひとり、優しく照らす満月を見つめる..

太陽の強い光を浴びるほど強くは生きられないけれど、暗闇の中でも、満月の優しい光は、私の心を癒してくれる。

ささやかな幸せに感謝し、希望を持つことを許可できる..それが私の満月。
そんな思いを話して下さいます。


満月をイメージされるクライアントさんは、
周りが暗く見えづらいからこそ、ご自分の感性を大切にされます。

決して派手に動かれる方ではないけれど、
ご自分の世界を大切にしていらっしゃいます。
そこには、ちゃんと優しい月明かりが照らされているようですね。


私が遥か昔、学生だった頃、
スキー場で住み込みのアルバイトをしていた時があります。

お店を閉めて片付けが終わると、辺りはかなり暗くなります。その時に、宿までの道のりを照らしてくれたのが、お月様でした。

高台のスキー場では遮るものがなく、優しい月明かりが一面に広がる銀世界をどこまでも照らしてくれます。

特に満月の夜は格別で、それはとても美しく、私だけの特別な世界でした。

太陽の力を借りないと光ることができない満月でも、そうやって、明るくも美しくも世界を変えることができる。
そう思ったことを思い出しました。


今夜の満月は、何色に映るのかなぁ。
私も満月に癒してもらっている、一人です😊



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