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親愛なるnote様、人生最初で最後のラブレター💗

※ 君のことを初めて知ったのは、公募ガイドさんからのご紹介がきっかけに他なりません。

 あれはまだ、去年の暮れの寒い夜の事だったと記憶します。60を前にして失業に追い込まれた私は、周りからの叱責と、将来への不安から「やけのやんぱち日焼けのなすび、色は黒くて食いつきたいが、わたしゃ入れ歯で歯が立たぬ」の心境で近所のツタヤに一時避難を敢行した際、雑誌コーナーで目と目を合わせた公募ガイドさんの、そこはかとない奥ゆかしさに引き寄せられ、清水の舞台から飛び降りる思いで身銭をきって、彼女との逢瀬を夢みました。その際、目にした公募の中に

『文藝春秋』noteクリエイターの原稿募集します

というのを見つけたことがこのストーリーの始まりです。

 下世話で身の程知らずな話なんですが、金に目がくらみ公募に入選して賞金を獲得し妻を見返す、この一念で川柳、標語、エッセイと手当たり次第に簡単そうなものから順番に懸賞企画、プレゼント企画に応募していきました。その数、僅か半月で100は下りません。因みにまだ何の吉報も届いておりませんが。そして最後に残ったのが上のnote文藝春秋コラボ企画だったわけです。

 note会員からしか応募不可、noteアプリが無料ダウンロード出来た、携帯のメルアドをようやく間違えずに打ち込むことが出来るようになった、以上の経緯から深い意味もなく、noteのアイコンを取得した次第です。ハッキリ言ってまだそこに、あなたに対して愛を感じる気持ちは微塵もありませんでした。しかしあなたとの出会いは瞬く間に私のハートを鷲掴みにしていったのです。

                          

貴方の気をひくために、最初に書いたカルロス・ゴーン某の記事は、アクセス10以下無論スキコメントとも0、寒々しいまでの門前払いを食らう結果でした。この事実は2人だけの秘密にしておこうと、一時は心に決めたのですが今となってはそうも言っておられません。

なぜなら私は、あんなに恋焦がれたはずの公募ガイドさんのことをないがしろにして、君への愛を貫く決心に至ったからです。公募ガイドさんとはこれからも友達として、いい関係が保てればなあ~なんて自分勝手で姑息な考えを抱き続けます。

 そんな私のパッションに火をつけたのは、偏に貴方の、その凛とした佇まいと、誰に対しても分け隔てのない態度に他なりません。たといあなたに受け入れてもらえる日が来なくとも、あなたに対する私の気持ちに変わりはないでしょう

最後に心に残る名曲 来生たかおの美しい人の歌詞をあなたに捧げます。

さよならは言わないで 去ってくれ

いつかどこかで会える 日の為に

分かっているよ あなたの心には

別の誰かが 住んでいると

愛とは 時にはそっと

背中を 見送ることだ

お行きよ 美しい人

男は 離れても

愛に生きられる ものだよ

see you again

 君に言い寄る不逞の輩が、枚挙にいとまがないことぐらい重々承知しております。けれどもささやかな私の抵抗に終わりはありません。多分

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