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モヤモヤが晴れるときは突然に

もしかしたら「学び取る」は間違っているのかもしれない。

先日のこと。コワーキングスペース秘密基地のA面テーブルには基地スタッフが勢ぞろい。そう2018年最初の基地ミーティングです。それぞれが持っている仕事や作業内容のシェアとそれぞれがモヤモヤとしたまま抱えている部分を吐き出してみようという趣旨で開かれているミーティング後、若いスタッフとの何気ない会話中に、突然そう思いはじめた自分に驚きました。

とても不思議でした。秘密基地にくるまで私は常に「何かを学ばなければ」と思いながら生きてきたように思います。だからこそ突然そうじゃないかもしれないと思えた自分の変化が気になりました。

ちょうどこの頃のツイートにも表れている通り、モヤモヤVS自分の対決の日々が始まってました。楽しくもありながら腹落ちしない、そんな感じの日々でしたね。

そんな日々の中での年明け直後のミーティング、今年から社会に出てきた若いスタッフのモヤモヤ感が微笑ましくもあり「自分も同じなんだよ」と共感しながらみてました。そんな彼とミーティング後の何気ない会話中に突然、私の脳裏にその言葉が浮かんできました。

「学び取る」は間違っているかもしれない。それがどういうことなのか、それからもまたモヤモヤと考えていました。



そう思うようになったのは、おそらく私がクリスマスマーケットの実行委員長を経験したからだと思います。年末まで慌ただしい一か月を過ごしたことが理由なのではないかと思います。

イベントの実行委員長なんてもちろん初めての経験です。ましてやいきなりプロジェクトリーダーだなんて。今までの人生の中でそれなりにチームとして何かをやるという場面はありました。ただし一緒に働いていた仲間だったり、同じ趣味で繋がっていた友人だったり。ですが今回のイベントでは、一緒に委員会メンバーになって頂いた方々とはこの時が初対面。何をされている方なのか、どんな方なのか全く知らない中でこのプロジェクトは始まったのです。ある日突然そんな役割が回ってきました。

「重さん、実行委員長ね」

いつもの他愛もない会話調子で言って来られたのはここ秘密基地の代表岡秀樹KA-TSUさん。KA-TSUさんというと私の中での勝手なイメージなんですが、一社まちはチームだ! キタキュウウーマンprojectなどなど、マルチ過ぎて未だに何をやられている方と紹介するのが困難な方です。今おもえばこの一言のおかげで貴重な経験をさせていただいたと感謝しています。

秘密基地にいると今回のような話が突然降ってくることはしょっちゅうあることで、その度に「やります」と答えることが当たり前のようになってしまっている自分がいます。直感的に楽しそうと思えたからかもしれません。

私は直感で動くタイプです。これまでもこの直感で判断するような場面をたくさん経験してきましたが大きく道を誤ったなと思うようなこともあったのですが、最近では「楽しいかどうか」が基準になってるような気がしてます。それもあって即決で受けました。のちにKA-TSUさんから「即答してくれたことがうれしかった」と言って頂いたことはこの先も忘れないかもしれません。

それからの日々はこの記事に書いた通り。開催期間を含めた1週間はとても早く過ぎたように感じました。課題はたくさんありましたが「ここがチェックしなきゃいけないところだったんだ」「この部分の共有が大事」すこし経ってみたら「あの時の経験」となっていくんだなと。

そんな疾走感あふれる一か月のなかで「気づき」や「学び」も感じないくらいに夢中だったと今は思ってます。なにかを学び取ろうと意識しないで、動いて夢中になって体験するだけでいいんだと。とりあえず無事に終えられたという安心感といい疲労感だけでモヤモヤは晴れていくのかもしれない。


このミーティングでの代表の話「ソーシャル」な感覚を共有することが重要で、、、うんぬんかんぬん、、、すぐに新たなモヤモヤの種が植えつけられるこの環境、、、

2月に予定している「ファシリテーションブートキャンプ」今回参加させて頂くことになりました。こんないい疲労感を感じれるのかな。たのしみです。

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