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幸せになりたいなら、完璧を手放す

自分の人生や仕事を、いいものにするために、
「ベストをつくす」って言う言い方があると思うんです。
これって、カッコいい言葉だけど、
言葉の意味に要注意だと思うんです。

「ベストをつくす」っていうのは
「完璧にこなす」という言葉とは少し違うと思うんです。

「完璧」というのは、
人生を、マイナスのループに追い込む「呪いの言葉」。
というのも、
どんなに頑張っても、やっぱり不満足なところはでてくるもの。

「完璧」っていうのはありえない状態なんですよ。



なので、
「ベストをつくす」と「完璧にこなす」って思っちゃうと、
人生が楽しくなくなってしまいます。

そもそも、
「完璧であろう」という人は自分に自信がない人です。
「完璧にやらなければ、自分に価値がない」と思っているのです。

そうすると、
マイナスのループが生まれてしまいます。
人から認められたいから「完璧な自分でいよう」と思う、
でも、完璧になんてできっこない。

そして不満足なところが見えて、
で、不満足な部分が見えると、
自分に自信がなくなる。
すると、自分に自信がないから、
誰かに認められようと思う。
誰かに認められようと思って
「完璧であろう」というマイナスのループ。

「完璧」という言葉にとらわれてしまう人の中には、
「いまは、自分が完璧でないから行動しない。完璧になったらやる」
って言ったりして、
自分のやりたいことをやらないままってこともあります。

たとえば、
「完璧に、英語が話せないから海外旅行しない」
でも、行ったほうが英語力は伸びると思うんですよね。


だいたい、
完璧な人なんてないのかもしれません。
私たちは、自分に無いモノを持っている人を、スゴイ人と思って、
キラキラした「完璧な人間」のように思えてしまう。

でも、本当は、その人も、見えない部分では不完全な何か
私よりも劣った点もあるのかも。

人間って全員が不完全さを抱えているものですよ。

幸せに生きるには、
自分の欠点を受け入れて、
そんな自分でいながら、
世界の中で活動すること。

逆に、
いつも完璧であろうとして、
自分の欠点を周りに見せないようにして、
疲れていても頑張って、
本当の自分を放ったらかしにしてしまうって
いい生き方ではありません。

「今日の、ベストであろう」という気持ちと
「完璧であること」とは違います。
「今日の、ベストであろう」というのは、
不完全な自分が、
今日、この日に、
できることをした。って言う状態。

その達成感が、心地のよさが、
人生をいいものにしていくと思います。
ぜひ「今日のベスト」を意識してみましょうね。

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