先週からではありますが、インドでも条件付きで、ロックダウンが解除になりました。

ロックダウンが解除になった先週末から早くも、待ちきれなくなった人たちが、ヒマーチャルへ向かう車で行列を作り、ニュースになっていました。日本のゴールデンウイークを彷彿とさせるような行列です。密じゃん。。。

このヒマーチャルは、デリー周辺からは比較的近く（場所にもよりますが、車で８～９時間程度）、標高が高く涼しいため、避暑地としても人気があります。（多分）ずっと家にこもっていた人たちが急ぎ出発したくなったのも理解はできます。

今年のコロナによる影響は、亡くなった方も多く、医療機関のひっ迫や、ベッド・医薬品の不足、葬儀場での混乱など、非常に大きなものでしたが、逆に、ロックダウン中の街中の様子は緩くなっていた様に感じます。昨年一度経験しているので、慣れてしまっているのですね。去年は外に出たらゴーストタウンの様だったのに。。。さすがインド、適応力あります。

正式にロックダウンが解除になったので、私も今週末は近くのカフェに行ってきました。家でも美味しいコーヒーは淹れられるようになりましたし、十分楽しめますけれども、お気に入りのカフェやベーカリーに行って、その雰囲気を楽しみながらいただくコーヒーもまた格別です。

今回は久しぶりだったので、慣れ親しんだコーヒーも、新鮮に感じました。

今の時点での、インドの状況は、感染者数が約58,600名、死亡者数が約1600名弱と、一時期の平均数値を大きく下回っています。（2021/06/19の状況）これらの数値が減っただけではなく、平行して予防接種も推進しているので、総合的に見て、ロックダウンを解除してもよい要件がそろったのではないかと推察します。

まあ、前にも書きましたけれども、ロックダウンがあまり長期間に及んでも効果はなさそうですので、この辺がちょうどよかったのだと思います。前回のロックダウンとは違い、病院や予防接種など諸々の理由で外に出ている人も結構いましたし、昨年は営業禁止だったのに、今年は影響許可が出ていた業種もありましたので。

インド全土が極度の緊張状態にあったのは確かですので、ここで一息ついて、次の第三波に備えたらいいのではないでしょうか。

でも、それまでに、やっぱりインドの人って、合間のイベントを楽しんじゃって、また密になっちゃうんでしょうね（笑